ドローンオペレーティングプラットフォーム開発のSKYFchainは、ブロックチェーンに基づいたドローン向けスマートコントラクトプラットフォームのα版を7月5日にリリースした。
ドローンビジネスではドローンを利用する際の当局の許認可やあらゆる規制、また受発注契約、保険契約などあらゆる煩雑な手続きが発生する。SKYFchainではブロックチェーンに基づいたスマートコントラクトを採り入れることで、こうした手続きの処理を自動化し、履歴を残すことができる。
今回リリースされたα版プラットフォームにはいくつかのコア機能が含まれている。ドローン製造業者、サービス会社、銀行、保険会社など8つのシステムアカウントプロファイルの選択肢をユーザーに提供。サインイン後、ユーザーはダッシュボード上で稼動中の自律車両(ドローン)を確認し管理することができる。
このシステムは、輸送タイプ、型式、モデル、運搬能力、位置情報、及びメンテナンスまでの残り時間によって利用可能な車両を分類。ミッション中のドローンは、タイプ、ミッション、ルート、及びいくつかの追加パラメータによって分類される。
https://youtu.be/6cQAGjHRpZg
ユーザーはシステム内のすべての車両のプロファイルを確認可能。データには、コスト、テクニカルパラメータ、マシンの記録や認証、位置情報と経路のログ、トランザクションの履歴と詳細、完了したミッション、テクニカルメンテナンスの記録が含まれる。ユーザーの口座には、貸借対照表と預金が複数の通貨で表示される。
なおSKYFchain上で利用されるSKYFTトークンは、仮想通貨取引所であるBitForexで8月より取り扱いが開始される。
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・SKYFchain
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