GEアビエーションとMicrosoftは本日、航空分野のデジタル・トランスフォーメーションを加速するために提携し、業界向けにより強固なソリューションの提供を目指すことを発表した。
GEアビエーションは、Microsoft Azureをベースに、データおよびアナリティクスの分野におけるGEの専門知識とMicrosoft Azureの拡張性を組み合わせることで、両社のデジタル・ソリューション事業がさらに強固なものになるとした。
2016年にMicrosoftの年次パートナーカンファレンス「Microsoft Inspire」において発表したパートナーシップを基盤に、GEアビエーションは提携関係をさらに拡大し、アナリティクスやオペレーション向けソリューションの拡張に際してMicrosoft Azureを推奨クラウドとして活用している。
Microsoftとの提携によって、既存製品のグローバルなクラウドでの展開を加速させると同時に、新たなアナリティクス・ワークベンチ機能を増強し、将来のデジタル・サービスや製品への対応を可能にしたい考えだ。
GEアビエーションはGEの航空機エンジンやサービス事業を通じてエミレーツ航空と長年の関係を築いており、最近になってこの関係を予防整備や予兆診断の分野まで拡大。
GEとエミレーツ航空は共同で、AIおよび最適化に関連したデジタル技術と航空会社の運航知見を組みわせ、人員や機材計画の更なる統合と航空会社の各オペレーションの自動化を推進し、定時運航や顧客体験の向上を図る取り組みを開始。この取り組みにおいて、MicrosoftはAzureを通じてインフラ・クラウド・パートナーの役割を担う。
【関連リンク】
・GEアビエーション(GE Aviation)
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