Ayla Networksは、IoTプラットフォームに新機能を追加した。新機能により、Cat-M1やNB-IoTなどLPWAN(Low Power Wide Area Network)を含むあらゆるセルラープロトコル上で動作できるIoTソリューションを構築できるようになるという。
新しい機能は以下の通り。
- エッジデバイスにセルラー接続を組み込むための4つの新規デバイスエージェントとモジュール
Linuxセルラーエージェント、セルラーポータブルエージェント、SIMComおよびQuectelのハードウェアを利用したセルラーLPWANプロダクションエージェント 、QualcommセルラーIoT開発キット(SDK)とのコラボレーション。 - APT社のNB-IoTサービスに活用されている、セルラーネットワーク経由のIoTクラウド管理の拡張
自身の製品設計を変更することなく、メーカーはWi-Fi、LTE、Cat-M1、 NB-IoT、あるいはZigbeeやLoRaのような、その他のプロトコルを選択できる。これにより、Ayla Networksは住宅IoTアプリケーション向けWi-Fi接続、商業アプリケーション向けセルラー接続、産業アプリケーション向けゲートウェイ製品などで、顧客の幅広いニーズに応えることができる。さらに、一度Aylaプラットフォームに接続されれば、IoTデバイスは、バッテリーやデータ使用量の最適化などのAylaプラットフォームの機能を利用できる。例えば、遠隔地にあるバッテリー駆動のIoTデバイスがバッテリーが切れかかっていることやデータプランの上限に達したことなどのアラートを送ることが可能。デバイスのオペレーターは、デバイスには一切の変更を加えることなく、Aylaプラットフォームを通じバッテリーやデータ使用量を減らすことができる。
- セルラーデバイスのデータを活用したビジネスアプリケーションを迅速に開発するためのAyla web SDK
このような新しいセルラーIoT機能がIoTプラットフォームに組み込まれることで、IoTデバイスのメーカーやIoTソリューションを提供するサービスプロバイダーは、Cat-M1やNB-IoTを含む低電力セルラーネットワークを自身の製品設計を変更することなく、活用できるようになうという。
【関連リンク】
・エイラネットワークス(Ayla Networks)
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