IoT業界は2022年には11.7兆円を超える国内市場規模があるとされており、IoTに特化した通信方式や端末が登場し、様々なビジネスアイディアが生まれている。しかし、IoTアプリケーションの開発には多大な時間やコストが掛かり、ハードウェア・ソフトウェア・回線など幅広い知見と経験が必要である。
このほど、IoTアプリケーションの開発・サービス提供を行う株式会社LiveRidgeは、LPWA対応のIoTアプリケーション構築プラットフォーム「IoTBASE」をリリースし、社名をIoTBASE株式会社に変更したと発表した。
IoTBASEは、IoTアプリケーションで多く利用される汎用的なバックエンド機能を提供して、アプリケーション開発を効率化するサービスである。クラウド上に用意された機能をAPIで呼び出すだけで利用できるため、サーバーの設計・開発・運用不要でバックエンド機能をアプリに実装することができ、工数削減によるコストカット・スピードアップに貢献する。アプリケーションのリリース後もサーバーの運用は不要で、工数を大幅に低減することができる。
また、Sigfox、LoRaWAN、LTE-M、NB-IoT等の多様なLPWA通信方式や、位置情報、温湿度、照度、ジャイロ、加速度、バッテリー残量等の多様なセンサーを接続サポートしており、通信方式、センサーは今後も拡張が予定されている。
IoTBASEで構築できるアプリケーション例は以下の通り。
- インフラ系
インフラ監視、防災管理、ゴミ残量管理、デマンドバス管理 等 - GPS位置系
子ども見守り、高齢者見守り、作業員管理、資産管理、車両管理、ペット見守り 等 - 現場業務系
設備保全監視、建築/工事現場管理、来客人数管理、交通量調査 等 - 状態監視系
登山・スポーツ、屋内外測位、鳥獣わな監視、スマートホーム 等
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