社会プラットフォームイノベーション事業を展開するアクロクエストテクノロジー株式会社は、展開するIoTストリームデータ処理のアプリケーションプラットフォームである「トレンティオ(Torrentio)」に異常検知機能を追加したと発表した。
センシングデバイス等と連携することで、セキュリティ分野における攻撃検知、工場や鉄道、電力分野の設備などに対する予兆保全等に活用できる。
【特長】
■収集されたデバイスのデータから機械学習で異常検知可能
同機能は、Torrentioと連携しているセンシングデバイス等から収集している「時々刻々と変化するデータ」(ストリームデータ)をリアルタイムに機械学習し、異常発生時に、連携されているダッシュボードやメールで通知したり、MQTTやWebSocketなどのプロトコルを利用して、外部システムを制御したりすることが可能な機能。
■複雑な事前準備不要―「ばらつきデータ」や「データ層・モードが変化するケース」でも誤検知を避けることが可能
事前のモデル準備や学習データの準備は必要なく、センサーからのデータさえあれば適用可能。
また、変化量を自動で分析するため、閾値での判定ではできない、データにばらつきがあるケースや、データの層やモードが変化するケースなどにおいても、誤検知を避けることができる。
外れ値検知や変化点検知に対応しており、センサーから収集されたデータ群から大きく外れる値や時系列における変化率が大きくなったタイミングなどを検出することができる。
(振動の多い工場の機器等についての異常値検知に適用可能。)
■ビジュアルエディタによりサービスを手軽に素早く導入可能
Torrentioはビジュアルエディタにてプログラミングレスで設定・構築可能なため、手軽に異常検知機能を導入できる。
【関連リンク】
・アクロクエストテクノロジー(Acroquest Technology)
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