株式会社ソラコムが提供するIoT通信プラットフォーム「SORACOM」は、IoTに必要な通信コネクティビティと、IoTシステムにおいて開発が必要となるデータ変換、認証管理、クラウド連携、セキュリティ強化、デバイス管理、データ収集、ダッシュボード作成などを行うサービスで、顧客のIoTビジネス活用をサポートする。
このほど、IoT通信プラットフォーム「SORACOM」が、株式会社ランドログが提供する建設現場向けIoTプラットフォーム「LANDLOG」へのクラウド連携を本日開始した。具体的には、「SORACOM」のクラウド連携をサポートするサービスである「SORACOM Funnel」のパートナーソリューションへの連携機能「Partner Hosted Adapter」 が、新たに建設現場向けIoTプラットフォーム「LANDLOG」に対応する。
既に、AWSが提供する「Amazon Kinesis Streams」「Amazon Kinesis Firehose」「AWS IoT」、Microsoftが提供する「Microsoft Azure Event Hubs」、Googleが提供する「Google Cloud Pub/Sub」および、9社のクラウドソリューションへの連携を実現しており、そこに「LANDLOG」が加わる形だ。
従来、用途に合わせてクラウドサービスを利用しようとする場合、IoTデバイス側にクラウド連携のための個別の認証を管理・設定する必要があった。
SORACOMの通信と「SORACOM Funnel」を使うことで、クラウド連携に必要なIDなどの認証情報をSORACOMの通信プラットフォーム上で保管・付与することができるためIoTデバイスへの個々の設定は不要で、SORACOMのユーザーコンソールからシンプルな設定を行うだけで、LANDLOGが提供する建設生産プロセスに特化した高度なソリューションを利用することができる。
ランドログが運用する「LANDLOG」は、IoTを用いて建設生産プロセスの変革を加速させるオープンプラットフォームである。建設現場に関わるあらゆる情報を収集・コト化し、様々なAPIを通じて世界中の多種多様なアプリケーション開発パートナーへ提供する。
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