レンジャーシステムズ、マットセンサーを利用したリアルタイム行列検索サービス「待ち行列searching」の提供開始

MVNO構築事業者であるレンジャーシステムズ株式会社は、同社が提供するIoTコネクティングサービス「monoコネクト」サービスの第2弾として、マットセンサーを利用した混雑状況を可視化するリアルタイム行列検索サービス「待ち行列searching」を2016年9月より提供開始する。また先行して、重さの検知が可能なマットセンサーの販売を2016年8月1日(月)より開始する。

IoTの普及が進む昨今では、人数のカウントや滞留時間などはカメラソリューションが主流だが、価格面・プライバシーの問題により簡単に導入ができない状況が多く、人によるカウントに頼っているのが現状だ。このような課題を解消するため、カメラを利用せずに人数カウントや滞留時間を可視化できるリアルタイム行列検索サービス「待ち行列searching」が開発された。

同サービスは、マグネットセンサーを利用したリアルタイムトイレ空室検索サービス「トイレsearching」に続く、monoコネクトの第2弾サービスとなる。

同サービス実現のため、人やモノの重さを検知するBLEビーコンセンサーをマット内に組み込み、室内外問わず利用できるよう防水性に優れた外部電源不要のオリジナルのマットセンサーを同時に開発。トイレなどのプライベート空間やお店の入り口などの分析したい場所にマットセンサーと専用小型ゲートウェイを設置するだけで、マットが人の重さを検知し、おおよその行列の人数や混雑状況の可視化を実現する。

また、施設管理者は人の滞留時間や混雑状況を数値化し分析することで、「いつ」「どこで」「どのくらい」混雑しているのかを把握することができ、空間の最適化や人員配置の改善による売上アップにつなげることが可能となる。特に、これからの夏イベントにおけるトイレやエリアの混雑状況を利用者のスマホに知らせることで、トイレの混雑解消や空いているエリアへの誘導が可能となる。

2016年9月より、待ち行列searchingのユーザwebページと管理者専用サイトの提供を開始し、管理者はWeb上でデバイスの管理と混雑状況などの分析ができるとともに、ユーザ画面は専用ブラウザーにより既存のアプリケーションやホームページと簡単に連携できるようになる。

先行して2016年8月1日(月)よりマットセンサーのみの単体販売を開始。人・モノ様々な重さを検知できるので、今までデータ化が難しかったプライベート空間の利用状況も可視化することが可能となる。(例:トイレ内の洗面台の利用回数・利用時間など)

【関連リンク】
レンジャーシステムズ(Ranger-Systems)
待ち行列searching

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