マイクロソフトは、Windows 10 を搭載した世界初の自己完結型ホログラフィック コンピューター「Microsoft HoloLens」(マイクロソフト ホロレンズ、以下 HoloLens)の日本国内におけるプレオーダーを、12月2日(金)より開始することを発表した。プレオーダーはMicrosoft Storeから可能、プレオーダーした方には、2017年1月18日(水)より順次提供開始。
本日の発表の6週間前に、マイクロソフトは Microsoft HoloLens Development Edition と Microsoft HoloLens Commercial Suite を新たに 6つの市場に拡販することを発表した。本日の発表により、 HoloLens はオーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、日本、ニュージーランド、英国、米国(プエルトリコを含む)で提供されることになる。
マイクロソフトの Windows and Devices Group テクニカルフェローであるアレックス キップマン(Alex Kipman)は次のように述べている。「マイクロソフトにおける私たちのミッションは、Mixed Reality(複合現実)を世界中のあらゆる人々や組織にお届けすることです。私たちは 2015年1月から、Mixed Reality のビジョンを現実のものにするために注力してきました。法人のお客様やパートナーのソリューションには刺激を受けますし、開発者の HoloLens の活用の仕方にはいつも驚かされます。日本の皆様が HoloLens を使って何を作り出すのか大変楽しみにしています。」
HoloLens は企業の3次元データの扱い方を変革することで、デザイン、制作、協業、活用において新たな方法を提供する。HoloLens を活用した企業による業務変革の事例はこちら。
HoloLens を活用して改革を推進している企業に日本航空株式会社がある。同社は、HoloLens を使って、整備士訓練生向け、また、副操縦士を目指す運航乗務員訓練生向けに、補助的なトレーニングツールのプロトタイプを開発した。
Microsoft HoloLens Development Edition:333,800 円(税込)
Microsoft HoloLens Commercial Suite:555,800 円(税込)
Clicker:8,800 円(税込)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。