株式会社バニーホップは、接続するだけで機器をIoT製品化するLANコネクター製品「IoTコネクター」の提供を開始したことを発表した。
IoTコネクターを接続した機器は、PCやスマートフォンからインターネット経由での遠隔操作が可能になる。IoTコネクター自身がクラウドとの暗号化通信を確立するので、VPNやファイアウォールなどの設定は不要だ。すでに設置済みの機器にも取り付けが可能。これにより、様々な業界・分野で簡単に製品のセキュリティを確保した遠隔操作、IoT化が可能になるという。
IoTコネクターは、接点(入出力)および、シリアル通信が可能な機器に接続し、遠隔操作が可能。例えば住宅設備関連では、自動ドア、電気錠、警報装置、漏電や水位などの建設設備センサー、電動バルブなどへの接続が可能で、遠隔から以下のような操作が可能だ。
・カレンダーや時刻設定によるタイマー起動
・一度にたくさんの機器を制御
・動作状況の確認や通知
・スマートフォンからの遠隔操作
IoTコネクター自体が、クラウドとの暗号化トンネル通信(TLS)を確立するため、VPNやファイアウォールなどのネットワーク工事は不要だ。
機器の制御プログラムを、クラウド上に設置することで、PCやスマートフォンからの遠隔操作が可能になる。クラウドはアマゾン ウェブ サービス (以下、AWS)IoTプラットフォーム(※)に対応している。今後、以下のような制御プログラムのライブラリも提供予定。
・死活監視
・動作ログ管理
・メール、チャット通知
・グラフ表示
・データストレージ機能
・インタフェース:接点出力×2、接点入力×2、シリアル通信×2(※シリアル通信はオプション)
・電源:5V
・動作保証温度:-40℃〜85℃
・消費電流:typ 180mA
・サイズ:縦77mm、横36mm、高さ28mm
【関連リンク】
・株式会社バニーホップ
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