低消費電力広域(LPWA:Low Power Wide Area)ネットワーク企業の、Actility S.A. (読み方:アクティリティ)は、数多くの海外企業との提携により、最先端のテクノロジーを備えた様々なネットワーク機器・ソフトウェアなどを提供する技術商社であるマクニカネットワークス株式会社(以下 マクニカネットワークス)と業務提携した。
本提携でActilityは、マクニカネットワークスを通じてActilityの次世代IoTプラットフォーム「ThingPark(読み方:シングパーク)」を、日本の政府、製造業、通信事業者をターゲットに、IoTソリューションのコンポーネントとして提案していく。さらに、日本でのThingParkディベロッパープログラムのテクニカルサポート、ThingPark Approved製品の相互運用テスト、そして日本向けのディベロッパーキット販売も手掛ける。
ThingParkスイートは、スケーラブルなLPWAネットワークと、相互運用可能なIoT Applicationsおよびサービスを支えるシステム、ThingPark Wirelessは、LPWAを実現するためのコアネットワークマネージメントおよび管理ソリューション、ThingPark OSは、センサーをアプリケーションへ接続するためのIoTマネージメントサービス、ThingPark Xは、センサーからのデータをアプリケーションへ渡し、データの分析および管理を行うフレームワーク、そしてThingPark Marketは、ThingPark Approved製品向けのB2Bのeコマースプラットフォームだ。
Actilityは、日本のディベロッパー、ソフトウェアおよびハードウェアベンダーに対して、各社製品をテストし、どのThingParkネットワークでも相互運用できる製品であるかを確認するプログラムを提供する。これはThingPark Approvedと呼ぶプログラムで、ベンダーと通信事業者双方にとって有益だという。ベンダーは、運用時には「箱から出してすぐに使える」状態の製品を開発したというお墨付きが得られるうえ、製品を市場に出す際には、最大規模のLPWAネットワークを世界中で活用できる。通信事業者は、顧客がエンドツーエンドソリューションの中ですぐに展開できる、テスト済みデバイスをカタログから利用できる。
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