ソフトバンクグループのBBソフトサービス株式会社(以下、BBSS)は、ルーマニアのセキュリティソリューション企業のBitdefender SRLが提供するホームネットワークセキュリティー製品「Bitdefender BOX(ビットディフェンダーボックス)」を3月8日からAmazon.co.jpで販売する。希望小売価格は14,800円(税別)、更新費用が9,000円(税別)。
「Bitdefender BOX」は、家庭のインターネット回線用ルーターに接続して使用する本体ハードウエア、クラウドサービスおよび端末用ソフトウエア※で構成される新しいタイプのセキュリティー製品。家庭用ルーターを含むホームネットワーク上に存在する全てのインターネット接続が可能なデバイスを検知し、脆弱性を発見、危険性のあるウェブサイトへの接続や外部からの攻撃、侵入などからデバイスを保護する。
これにより、パソコンやスマートフォンはもちろん、スマートテレビやゲーム機、WEBカメラ、各種スマート家電など、これまでセキュリティー対策を施すことができなかったIoT機器を含む家庭のネットワーク全体を守ることができるという。
同製品に付属するセキュリティーソフト「Bitdefender Total Security Multi Device」は国際的な性能評価テスト「AV-TEST」において2011年から5年連続「highest Protection」を受賞、「lowest Impact」は2013年から3年連続受賞している。また別の評価機関である「AV Comparatives」では、年間を通して好成績を収めた製品に与えられる「2016年度Outstanding Security Product」として表彰されている。
BBSSは、従来のパソコンやモバイル機器を守るセキュリティーサービスに加え、IoT機器を含む家庭内のネットワーク環境を保護するセキュリティーも取り扱うことにより、IoT時代に対応する総合的なセキュリティーサービスの提供を行っていく。
「Bitdefender BOX」の主な機能は以下の通り。
- ネットワーク上の全デバイスの検出と脆弱性診断
「Bitdefender BOX」インターネットルーターもしくはWi-fiルーターに接続すると、家庭内のインターネットに接続された全ての機器を検出する。機器のパスワードが初期設定のままだったり、パスワードの強度が足りない場合には警告。また、新たな脆弱性を発見するために、公共の脆弱性データベースを参照し、ネットワーク上の機器を継続的にスキャンする。問題が発見された場合は管理アプリの画面に通知し対処を促すという。 - マルウェア、フィッシング詐欺、オンライン詐欺などをブロック
データの窃盗や金銭詐欺で最もよく狙われるのはブラウザーとメールソフトだ。「Bitdefender BOX」には数々の賞を受賞した保護テクノロジーが搭載され、オンライン脅威が実際の被害を及ぼす前にブロックする。「Bitdefender BOX」は、ファミリーデバイスまた家に訪れる来客者のデバイスに対する脅威をブロックするたびに、その内容や場所、時間などを通知する。 - アクティブ脅威制御
Bitdefenderアクティブ脅威制御は、未知の脅威に対して高い保護性能を発揮できるように設計されている。機械学習や挙動ベースの脅威分析を活用して不審なアクティビティーを検知し、すべてのデバイスを常に安全な状態に保つ。 - モバイルによるネットワーク管理
モバイル用管理アプリで、どこからでもホームネットワークにアクセスして、接続されたデバイスを制御することが可能。紛失した端末の特定、データローミング制限の設定、脆弱性などの特定、端末のパフォーマンス改善とチューンアップなども行うことが可能。進行しているネットワーク上の行動をすべて通知し、リモートで管理することもできる。またホームネットワーク内のトラフィックの変動や機器ごとのトラフィック量なども確認できる。 - パソコンやモバイル機器用のクライアントセキュリティ
ノートパソコンやデスクトップパソコン、タブレット用のクライアントセキュリティーソフト「Bitdefender Total Security Multi Device」が同梱されており、「Bitdefender BOX」と連係し、Windows、macOS、iOSおよびAndroid OS デバイスを保護する。

※Windows、macOS、Android OS端末専用のセキュリティーソフト。
【関連リンク】
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・BBソフトサービス
・ビットディフェンダー(Bitdefender)
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