東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)はIoT向けノンプログラミング開発クラウド「Connexon(コネクソン)」を開発し、本日5月9日からサービス利用申込みを開始した。
IoT市場は成長拡大が期待され、今後企業のシステム開発、導入検討が本格化することが見込まれている。IoTシステムは企業によって利用するデータの種類、収集方法、処理内容が異なるうえ、センサーデバイス、ゲートウェイ、クラウドといったシステム環境や、OS、開発言語も様々で、システム実現に必要なデータフローアプリケーションの開発には、多くの時間とコストが費やされている。
「Connexon」は、システム環境、データ処理要件にあわせ、IoTシステム構築に必要なデータ入力から出力までの一連のデータ処理プログラム(データフローアプリケーション)を技術者がプログラミングすることなくWebベースで開発する事ができるクラウドサービス。
ユーザーは「Connexon」で開発したデータフローアプリケーションのバイナリデータをダウンロードして自社のシステムに自由にインストールができるため、より効率的で柔軟なIoTシステム開発が可能になるという。それにより、企業はIoTシステムの開発工数とコストを削減し、素早く安価にサービスを実現する事ができるとしている。
「Connexon(コネクソン)」の機能・特徴は以下の通り。
- Web GUIを使い、ノンプログラミングでデータフローアプリケーションを開発し、各種システム用にバイナリファイルを生成、ダウンロードし各種システムで利用することが可能。
- 各種データ処理に必要となる機能コンポーネントがあらかじめ用意されており、マウス操作でコンポーネントを接続してパラメータを設定するだけで簡単にデータフローを作成できる。
<機能コンポーネントの例>
ファイルへの出力、ファイルからの読み出し、データのフィルタリング、標準出力、データベースへのインサート、HTTPノード間転送、WebSocket通信、FFT、クラウド連携 その他 - 顧客企業が既に保持しているデータ処理プログラムを組み込んだデータフローを作成することも可能。
【関連リンク】
・東京エレクトロン デバイス(TED)
・Connexon(コネクソン)
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