ソフトバンク株式会社は、5GやIoTを活用した各種サービスの導入を考える企業向けに5G実験機器での技術検証ができるトライアル環境を提供し、さまざまな企業と新たな価値の共創を目指す「5G×IoT Studio」を開始すると発表した。
ソフトバンクは、既に5Gの実証実験や、5GやIoT分野におけるさまざまな業界の企業との業務提携、共同研究を進めている。
今回、5GやIoTを活用した新たなサービス、ソリューション、プロダクトの提供を目指す企業向けに、それぞれのサービス、アプリケーションなどが検証できるトライアル環境を提供することで、今後来るべき5GやIoTの時代に向けて、顧客の新たなサービス開発をサポートするとしている。
また、IoTやAIを支えるコネクテッド・デバイス向けに半導体IP(設計資産)を提供するソフトバンクグループ傘下のArmと、AIを活用したIoTソリューションに必要不可欠な半導体を製造するビジネスパートナーのNVIDIA(エヌビディア)の両社は、この「5G×IoT Studio」の趣旨に賛同し、顧客と共に5GとIoTの可能性を模索しながら、顧客の要望やアイデアの実現に向けた協力体制を構築していくという。
トライアル環境は、「お台場ラボ」と「東京フィールドエリア」の2か所だ。
- お台場ラボ
- 場所:テレコムセンタービル(所在地:東京都江東区青海2-5-10)
- 提供開始時期:2018年5月
- 設備内容:5G実験機器や周辺機器、エッジコンピューティングを想定した高性能サーバーなど
- 東京フィールドエリア
- 場所:赤坂エリア、芝大門エリア(今後拡大予定)
- 提供開始時期:2018年2月
- 設備内容:屋外の5G基地局および実験機器など
【関連リンク】
・「5G×IoT Studio」
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