日本郵船・NTTら、船舶向けIoTプラットフォームの実証実験

日本郵船株式会社(以下、NYK)、株式会社MTI、日本電信電話株式会社(以下、NTT)および株式会社NTTデータは、NYKグループの内航船「ひだか」で船舶IoTの次世代プラットフォームに関する実証実験に成功したと発表した。

NYKグループでは、安全・効率運航への取り組みの一つとして、運航状態、機器状態などの詳細な船舶データをモニタリングし、船と陸上で情報共有するためのパフォーマンスマネージメントシステム「SIMS」の開発を進めてきた。

昨年9月からは4社連携の下、NTT研究所のエッジコンピューティング技術を応用し、船上に設置したSIMSに新機能やアプリケーションを陸上から遠隔で配信・管理する仕組みを付加した次世代プラットフォームを開発してきた。

配信実験は、インフラ設備のIoTソリューションなどで実績のあるNTTデータのIoTプラットフォーム「ANYSENSE」を用いて、実施した。

同プラットフォームは、一般社団法人日本舶用工業会が中心となって取り組んできた船舶IoT分野に関する国際標準規格化に対応している。

さらに収集したデータは船上で活用するだけではなく、一般社団法人日本海事協会が設立した株式会社シップデータセンター(ShipDC)にも送信・蓄積されることで、海事業界で推進している船舶IoTオープンプラットフォームでの利用も可能になるという。

今後は、NYKグループの外航船でも実証実験が行われる予定だ。

【関連リンク】
日本郵船(NYK Line)
MTI
NTT
NTTデータ(NTT DATA)

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