政府のデジタル臨時行政調査会(デジ臨)は、アナログに行われている制度やシステムなどの構造改革を進めるべく、「アナログ規制」に関する工程表を発表した。
以前より、デジ臨は、
- 目視
- 定期検査・点検
- 常駐・専任
- 書面掲示
- 対面講習
- 応報閲覧・縦覧
の7項目について分類し、各省庁に見直しを要請していた。その結果、約1万条項に関してデジタル化が可能となった。
上記の項目に関して、段階を定義し、高精度カメラやドローン、赤外線センサー、オンライン会議システム、センシングデータ、インターネット、などを活用することで、デジタル化を行う。
例えば、太陽光発電所の月次点検を遠隔監視・遠隔測定も可能になったり、薬剤師との面談もオンラインで可能になったりと、これまでデジタル技術を活用すればよいとされてきた内容を広範囲にカバーした工程表となっている。
この工程は2024年6月までに大半の見直しが終わる想定で作られていて、人手不足の解消や生産性の向上などに寄与する。
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