串カツ田中、店舗オペレーション管理アプリを直営全店に導入、店舗運営を効率化

串カツ田中ホールディングス(HD)は4月26日、インフォマートとの合弁会社のRestartz(リスターツ)が開発した店舗オペレーション管理アプリ「V-Manage(ブイマネージ)」を串カツ田中を始めとする直営店舗の全155店に導入したと発表した。

「V-Manage」は、飲食店の開店から閉店まで行う業務工程を可視化し、安全でムダのない店舗運営を支援するサービス。中小規模の外食企業でも、大規模チェーンのマネジメントサービス導入ができる。また、今後の就業者減少が見込まれる中で、より効率的に低下させることなく店内サービスの提供が可能にして、生産性の向上が図れるという。

串カツ田中HDは、インフォマートと、2021年に合弁会社のRestartzを設立。店舗運営を効率化する「V-Manage」を開発し、一部店舗で実証による改善を繰り返し、2022年11月に「V-Manage」を正式にリリースした。

その後、別ブランドの「鳥玉」と「焼肉くるとん」の店舗を含めアプリの適用店舗を拡大。有効性が十分に認められたことから、串カツ田中のテイクアウト業態を除く直営全店に「V-Manage」を3月末に導入し、本格的な運用を開始した。

「V-Manage」導入による「NPS」と「人時売上高」の改善効果

同社によると、事前に「V-Manage」を導入していた店舗では、導入前2か月間の数値と導入後3か月間の数値で変化があり、顧客の愛着度や推奨度を測る指標「NPS」は、「V-Manage」導入前から6%上昇。加えて、従業員1人が1時間で生み出す売り上げを表す「人時売上高」も2.4%(114円)に上昇した。

今後は、店長にしかできなかった業務や教育、マネジメントにかかる労力をアプリで省人化とデジタル化していくことで、店長業務の効率化や生産性向上を目指す。加えて「V-Manage」のフランチャイズ店舗への導入を推進。さらなる店舗運営の効率化・可視化に取り組み、安全でムダのない店舗運営を行っていくとしている。

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