民生用ドローンと空撮テクノロジーで世界をリードするDJIは、同社公認の室内飛行施設「DJI ARENA BY JDRONE TOKYO(以下、DJI Arena Tokyo)」を本年10月21日にオープンすると発表した。
広さ約535 ㎡の同アリーナは、ドローンの飛行だけでなく製品を購入できるストアを併設し、技術的なサポートも提供する。管理、運営はDJIの正規販売代理店である株式会社日本サーキットが行う。
施設内には、飛行中の安全を守るため飛行エリアの全面にネットを設営し、顧客がいつでも製品の体験飛行ができるフライトエリアが用意されている。また、空撮プロフェッショナルやドローンの業務利用を検討する企業や団体を対象としたハイエンド製品を常設するストア機能も設置されている。
また、ジェスチャーで操作できるDJIの最新ミニカメラドローン「DJI SPARK」や、コンパクトで折りたたみ可能な「DJI MAVIC PRO」、旗艦シリーズである「DJI PHANTOM シリーズ」などの製品を購入することができる。
DJIのBrand Managementディレクタ-、Moon Tae-Hyu氏は、「DJI Arenaのコンセプトは、趣味でドローンを飛ばすユーザーだけでなく、DJIの技術を業務でも活用したいと考える人々との新しい繋がり方を提供すること」だと述べている。
また、DJI Arena Tokyoは個人やグループ、企業イベントでのレンタルなど、様々な用途で利用できる。DJIの飛行体験プログラム「New Pilot Experience」や企業へのドローン導入プログラムもアリーナで開催される予定だ。
DJIは昨年、韓国龍仁市にもDJI Arenaをオープンしている。
【関連リンク】
・「DJI ARENA BY JDRONE TOKYO」
・ディー・ジェイ・アイ(DJI/大疆创新科技)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。