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CLUE、ドローン用データ管理クラウドサービス「DroneCloud」の提供を開始

ドローン関連事業を手掛ける株式会社CLUEは、2015年11月9日よりドローン用データ管理クラウドサービス「DroneCloud」の提供を開始した。

DroneCloudはドローン用データ管理クラウドサービスだ。ドローンを活用して事業を営むすべての事業会社が円滑に業務を進められるよう、業務で発生するプロジェクトや取得したデータ、飛行ログ、またプロジェクトに関わる機体やメンバーなどを一元管理できるクラウドサービスだ。DroneCloudは空撮、建設、測量、インフラ点検、災害活用、農業など幅広い産業分野で利用する汎用的なツールの提供を目指している。

 

【背景】

近年、国内外でドローンの業務活用を進める企業が増えてきている。国内では主に建設や測量、インフラ点検などでの分野で需要が伸びており、ドローン関連事業は今後も大きな成長が見込める産業となっている。

一方で、ドローンを活用して業務を行う際、どの機体を利用して誰が操縦を行ったかといった情報や、飛行時のログや取得したデータをどのように管理・共有するのかといった部分が未整備で、業務運営を効率的に行うことが難しいのが実情だ。

DroneCloudでは業務で発生する個別のプロジェクトや飛行データ、機体、操縦者を含むプロジェクトメンバーなどを一元管理することができるため、安全で効率的な運用をサポートすることができる。

 

【対象企業】

これからドローン関連事業をスタートさせる小規模な企業から、毎日の業務でドローンを活用する建設、測量、インフラ点検などに携わる企業まで幅広い方々が利用でくるサービスを提供。

 

【機能】

DroneCloudは「プロジェクト管理」「データ管理」「飛行ログ管理」「機体管理」「メンバー管理」といった機能を提供している。

プロジェクト管理では業務に応じてプロジェクトを作成し、実施期間や責任者、関わるメンバーや利用する機体などを順次アサインしながら管理が可能。プロジェクトの進捗状況も一目で確認できる。

CLUE、ドローン用データ管理クラウドサービス「DroneCloud」の提供を開始

 

データ管理では、ドローンによって得られた写真や動画をクラウド管理・共有することができる。飛行計画書やプロジェクト概要などの書類もアップロードし、チームメンバーに簡単に共有ができる。またクラウド上のデータは必要に応じて随時ダウンロードが可能だ。

CLUE、ドローン用データ管理クラウドサービス「DroneCloud」の提供を開始

 

飛行ログ管理では、飛行を実施する毎に、飛行させた場所や日時、当日の天候や利用した機体、操縦者など記録しておくべきデータを一元管理してプロジェクトメンバーに共有が可能だ。

CLUE、ドローン用データ管理クラウドサービス「DroneCloud」の提供を開始

 

機体管理では業務で利用するドローンの種類はもちろん、飛行時間や利用の可否などの管理が可能。また、各機体のメンテナンス履歴も記録しておくことができるため、故障の有無や点検の進捗状況、修理したパーツの詳細などを機体ごとに個別に管理しておくことができる。

CLUE、ドローン用データ管理クラウドサービス「DroneCloud」の提供を開始

 

メンバー管理ではプロジェクトに関わるメンバーや操縦者の登録が可能。プロジェクトの責任者や、飛行を実施した操縦者の飛行履歴などを保存することで業務活用をサポートする。

CLUE、ドローン用データ管理クラウドサービス「DroneCloud」の提供を開始

 

なお、欧米圏でもドローンを業務活用する試みが積極的に行われており、一部の国では業務の効率化やコスト削減の方法としてドローンが欠かせない存在となっている。そのようなことを背景に、DroneCloudでは英語版も公開している。

ブラウザはChrome、Safari、Firefoxに対応。

 

【利用料金】

利用料金は安心の月額定額制で月額料金9,800円(税込)から利用できる。

ストレージ容量やダウンロード容量に応じて3つのプランから選べる。

 

【今後の展望】

DroneCloudでは今後、クラウド上でのデータ加工ソリューションの提供や、各メーカーの機体のAPIやSDKとの連携による飛行データのシームレスな収集を目指す。

また国内では航空法改正に伴い、ドローンの業務活用時に飛行禁止区域の確認や事前の許可申請、機体の登録などの煩雑な手順を踏む必要が出てくるが、そのようなワークフローのサポートシステムを構築することで、企業が円滑にドローンを活用できるようサポートしていく。

 

【関連リンク】
株式会社CLUE

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