センサーシステム開発を手掛けるアップサイド株式会社は、ハードウェアが絡むIoTビジネス開発における、アイデア創出からIoTハードウェア製品開発支援を通じて、IoT新規事業の立ち上げを支援する「IoTrial」サービスの提供を開始した。
また、サービス開始を記念し、9月17日にIoTビジネススタートアップ「IoTrial」セミナーを開催する。
昨今、IoT(モノのインターネット化)という分野が多くの関心を集めており、2020年には世界中で約365兆円という巨大な市場になるという予測までなされている。そのような中、各企業がIoTビジネスの取り組みを検討する中で、なかなか事業化まで進まない問題が出てきている。
その原因の一つに、IoTビジネスは、Webサービスとは違い、センサーが組み込まれ、電子部品が多数搭載されている機器=IoTハードウェア製品が重要な役割を担っていることが挙げられる。
ハードウェア開発の経験をしたことのない人々にとって、このIoTハードウェア製品の開発は、困難を伴い、ビジネスをスタートさせる上で、大きな壁=タイムロスとなる。
業界を問わず、多くの企業・団体・個人起業家がIoTビジネスの新規企画・参入を模索する現場において、現状で、以下の3つの課題が浮かび上がってきている。
1、IoTアイデアはあるけど、技術がなくて具現化できない
2、技術やハードウェア開発経験はあるけど、IoT分野のアイデア・ビジネスモデルが思い浮かばない
3、IoTハードウェア製品を開発中だが、技術的課題で前に進めない
こういった課題を持つ企業・団体・個人起業家の方々に対して、IoTrialは、以下のサービスを提供してくれる。
【IoTrialのサービス概要】
・サービス紹介サイト: http://www.iotrial.com
・IoTアイデア創出~ビジネスモデル構築のワークショップ/3~6か月にわたるビジネスモデル構築コンサルティングサービスの提供
・イメージするIoTプロダクトの仕様策定サポート/ハードウェア設計と開発・アプリケーション要件定義と開発・プロトタイプ製作
【IoTrialを利用する3つのメリット】
■国内外の中小企業の最高峰の技術力とノウハウをワンストップで提供
長年のセンサー搭載電子機器開発ノウハウと、国内外の中小製造業の独自ネットワークを保有している。
■アイデア創出と持続可能なビジネスモデル設計支援
ビジネスモデルに関するコンサルティング事業を行うビジネスイノベーションハブ株式会社とパートナーシップを結び、IoTキャンバスと呼ばれる独自のビジネスモデル鳥瞰図を使ったワークショップと個別企業コンサルティングを提供。
■具現化可能な実用最小限の機能を満たすハードウェア仕様を提案。最短1か月で試作品完成
長年のセンサー搭載電子機器の開発経験を元に、具現化可能な現実的仕様に落とし込むことで、実用における最低限の機能を有した動くモックを早く安く作り、それを持って顧客ニーズの検証をする手法を提案。
【IoTビジネススタートアップセミナー 兼 Iotrialサービス説明会の開催】
「IoTrial」サービスの開始を記念して、テクノロジーご担当者のみならず、事業戦略、新規事業、マーケティング、プロダクトおよびサービス開発部門のご担当者まで幅広い層の方々向けに、IoTビジネスセミナーを開催致する。
■プログラム
・19:00~19:45「Nest(コネクテッドホーム)にみるIoTビジネスモデルの未来」
ビジネスイノベーションハブ株式会社 代表取締役 白井 和康
・19:45~20:30「IoTrialによるアイデア創出~ハードウェア開発支援」
アップサイド株式会社 新規事業開発室 室長 荻原 裕
■セミナー日時:2015年9月17日(木) 19:00~20:30
■場所:NATULUCK 日本橋 (東京都中央区日本橋小舟町4-1 伊場仙ビル7階)
■セミナー予約サイト:http://iotrial.peatix.com/
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