毎年10月に幕張メッセで開催されるアジア最大級の規模を誇るIT技術とエレクトロニクスの国際展示会CEATEC JAPAN 2017内で、10月5日(木)午後、経済産業省とIoT推進ラボが先進的なIoTの取り組みを選定・表彰することとなった。
この取り組みは、「IoT Lab Selection」と呼ばれ、過去に3回行われていて、経済産業省及びIoT推進ラボがIoT・AI・ビッグデータを活用したプロジェクトを広く募集し、選定されたプロジェクトに対して、政府関係機関や金融機関、ベンチャーキャピタルなどの支援機関と連携して、資金支援やメンターによる伴走支援、規制・標準化等の支援を行うものだ。
これまでの3回の開催では、指紋による訪日観光客の個人認証に取り組む株式会社Liquidや、保育園内見守り業務のデジタル化支援に取り組むユニファ株式会社、緊急情報共有システムによる市民や民間事業者の自律救命モデルに取り組むCoaido株式会社、ブロックチェーン技術による IoT 認証プラットフォーム構築に取り組む合同会社Keychainなどが受賞している。
4回目となる今回のテーマは「ものづくり - Connected Industries –」。
強靭なサプライチェーンの実現、「もの」を売るだけの製造業からの脱却などの社会課題に対し、ファイナリストとなった企業が独自のソリューションをプレゼンし、最終プレゼン審査を行う。
ファイナリストは、事前審査を行っており、グランプリの決定には、IoT推進ラボの座長である、株式会社経営共創基盤 代表取締役CEO 冨山和彦氏をはじめとする、政府系機関、民間金融機関、ベンチャーキャピタル、学識者が集い、審査にあたる。
【第一部】 第4回 IoT Lab Selection 最終プレゼン審査
![経済産業省及びIoT推進ラボ、先進的なIoTの取り組みを選定・表彰する「IoT Lab Selection」をCEATEC JAPAN 2017で開催[PR]](https://iotnews.jp/wp-content/uploads/2017/10/417_20170313_D5F_5606.jpg)
ファイナリストとして登壇する企業とプレゼンテーションのタイトルは以下の通りだ。
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1、株式会社レクサー・リサーチ
「新AI/超並列シミュレーション最適化による生産マネジメント革新とモノづくり基盤の強化」
2、株式会社O:
「世界初、体内時計を可視化して、 睡眠改善/生産性向上させるサービス 」
3、株式会社Arblet
「高齢者見守りを支援するバイタルネットワーク」
4、株式会社OTON GLASS
「OTON GLASSー読む能力を拡張するスマートグラスー」
5、株式会社タナカ技研
「ガラス精密加工現場が考えるIRカットフィルタ外観検査の自動化」
【第二部】 講演
第二部は、今回のテーマ「ものづくり - Connected Industries -」に関連し、オムロン株式会社 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー 企画室 IoTプロジェクト 経営基幹職 本条智仁氏から「AI×IoTで加速する、現場発の最も”リアル”なアプローチ」と題した講演だ。
【第三部】第4回 IoT Lab Selection表彰式
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第三部の表彰式で、最終プレゼン審査で選ばれたグランプリが発表される。
イベントを通じて選定されたプロジェクトに対して、資金支援やメンターによる伴走支援、規制・標準化等の支援を行っていくということだ。
開催概要
経済産業省・IoT推進ラボ
「IoT×ものづくりへの挑戦 第4回 IoT Lab Selection 最終審査」
日時:2017年10月5日(木)13:30~16:30
会場:幕張メッセ 国際会議場 2階 国際会議室(CEATEC JAPAN 2017内)
JR京葉線 海浜幕張駅 徒歩7分
プログラム:
13:30-13:40 開会挨拶
13:40-15:20 第一部 第4回 IoT Lab Selection 最終プレゼン審査
15:30-16:00 第二部 講演 「AI×IoTで加速する、現場発の最も”リアル”なアプローチ」
16:00-16:25 第三部 第4回 IoT Lab Selection表彰式
申し込みは下記から

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