富士ソフト株式会社は、第2回世界大会「INTERNATIONAL ROBOT SUMO TOURNAMENT 2015」と「第27回全日本ロボット相撲全国大会」を12月13日(日)に国技館にて開催する。
同社が考案したロボット相撲大会は海を渡り、世界各国で様々なロボット相撲大会が開催 されるようになった。海外でも、相撲ロボットの制作はロボットテクノロジーの習得に適していると高く評価され、大学生を中心とした参加者が出場している。現在、海外で開催されているロボット相撲の14大会には20ヶ国が参加し、総出場台数はおよそ年間1,000台に上る。
「全日本ロボット相撲全国大会」は、富士ソフトが主催する「全日本ロボット相撲大会」 の「全日本の部」の全国大会だ。27回目を迎える今大会は、全国9ヶ所で行われた地区大会の「全日本の部」に参加した938台のロボットの中から、見事勝ち進んだ64台が全国大会に集結し、 “第27代横綱”を目指し、トーナメント方式で競い合う。優勝者には文部科学大臣杯と文部科学大臣賞が授与される。
「全日本ロボット相撲全国大会」の “第27代横綱”、「第23回高校生ロボット相撲全国大会」(11月22日開催)の“高校生横綱”と海外で開催されたロボット相撲大会の上位入賞者が世界 一をかけて挑むのが「INTERNATIONAL ROBOT SUMO TOURNAMENT」。第2回大会の今回は、カナダ、アメリカ、オーストリア、ルーマニア、コロンビア、エクアドル、メキシコ、ブラジル、モンゴル、バ ルト三国、ペルー、ポーランド、スペイン、トルコで開催された14大会の上位入賞者が出場し、世界一の座を巡って熱い戦いを繰り広げる。

(2014年12月14日)
【開催概要】
・開催日:2015年12月13日(日)
・開催場所:国技館 (東京都墨田区横網1-3-28)
・プログラム:
第一部 第27 回全日本ロボット相撲大会(10:00~開会式、10:30~試合開始、12:40~表彰式)
第二部 INTERNATIONAL ROBOT SUMO TOURNAMENT 2015(13:30~開会式、14:00~試合開始、16:00~表彰式)
※当日の参加台数や試合状況により、時間が早まる場合がある。
※入場無料。誰でも観戦可能。(全日本ロボット相撲大会HPよりフライヤーを印刷し持参要)
【「INTERNATIONAL ROBOT SUMO TOURNAMENT 2015」の概要】
・出場台数:自立型:48 台、ラジコン型:16 台 合計64 台(予定)
※第27回全日本ロボット相撲全国大会と第23回高校生ロボット相撲全国大会の優勝者を含む
・海外出場者:海外で開催された14のロボット相撲大会で上位入賞した選手が出場。
開催国 | 大会名 |
カナダ | ROBOWARS |
アメリカ | RoboGames2015 |
オーストリア | RobotChallenge2015 |
ルーマニア | RoboChallenge2015 |
コロンビア | II Megatorneo RUNIBOT 2015 |
エクアドル | ROBOT GAMES ZERO LATITUD° 2015 |
メキシコ | La Copa International de Robotica IPN |
ブラジル | ROBOCORE WINTER CHALLENGE XI |
モンゴル | Robot Sumo competition in Mongolia |
ラトビア、エストニア、リトアニア | Baltic Robot Sumo |
ペルー | FIRST INTERNATIONAL CONGRESS OF SCIENCE AND TECHNOLOGY OF LIMA SUR |
ポーランド | Opolski Festiwal Robotow 2015 |
スペイン | ROBOLID |
トルコ | 9th International Robot Competition |
・表彰:優勝:賞金20 万円、準優勝:賞金15 万円、第3 位:賞金10 万円
■昨年度「INTERNATIONAL ROBOT SUMO TOURNAMENT 2014」の模様(2014年12月14日開催)
【全日本ロボット相撲全国大会の概要】
「全日本ロボット相撲大会」は、ロボット作りを通して『ものづくり』の楽しさを知ってもらう場を提供することを目的に1990年より開催し、今回で27回目を迎える国内最大規模のロボット競技大会だ。
参加者が自作したロボットを力士に見立て、技術とアイデアで相手を土俵から押し出す競技で、参加資格に制限のない「全日本の部」と地区大会の開催地域の高校生だけが参加できる「高校生の部」で構成され、それぞれ自動的に動くプログラムを内蔵した「自立型」と、ラジコン操縦で動かす「ラジコン型」の2種類のロボットが出場する。「全日本ロボット相撲全国大会」は、富士ソフトが主催する「全日本ロボット相撲大会」の「全日本の部」の全国大会だ。

(2014年12月14日)
・出場台数:全国9 ヶ所で開催した地区大会の上位入賞64 台 (自立型32 台、ラジコン型32 台)
・表彰:優勝:文部科学大臣杯/文部科学大臣賞/賞金100 万円、準優勝:賞金50 万円、第3 位:賞金30 万円
・目的:生徒・学生ならびに社会人がロボット作りを通して技術の基礎・基本を習得し、研究意欲の向上と創造性発揮の場を提供し『ものづくり』の楽しさを知ることを目的とする。
・試合規則について:直径154cmの鉄製の土俵上で“ロボット力士”が勝負に挑む。土俵から落ちたら負けの三本勝負。
部門:「全日本の部」は参加資格制限なし、「高校生の部」は公益社団法人全国工業高等学校長協会加盟校の高校生
種類:自動的に動くコンピュータプログラム内蔵「自立型」と、ラジコン操縦で動かす「ラジコン型」の2種類
規格:幅・奥行き20cm以内/高さ自由/重さ3kg以内
・地区大会出場台数:今年度 1,190 台 (全日本の部 938 台/高校生の部 252 台)
【関連リンク】
・富士ソフト
・全日本ロボット相撲大会
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