昨今金融サービスもデジタル化されていたり、暗号資産取引などデジタルありきでの金融サービスも始まっている。そこで、経済アナリストの馬渕磨理子氏とIoTNEWS代表の小泉耕二が、「デジタルと金融」についてと対談した。
特集「デジタルと金融」は全四回で、第一回目は「金融サービスのデジタル化」がテーマだ。
馬渕磨理子氏は、京都大学公共政策大学院修士課程修了。トレーダーとして法人の資産運用に携わった後、金融メディアのシニアアナリスト、株式投資型のクラウドファンディングを手掛けるFUNDINNO(ファンディーノ)で、日本初のECF(投資型クラウドファンディング)アナリストとして政策提言に関わる。現在は、一般社団法人 日本金融経済研究所の代表理事。フジテレビのニュース番組「FNN Live News α」のレギュラーコメンテーターなども務める。
小泉: 1つ目のテーマは、「金融業界から見たDX(デジタルトランスフォーメーション)」についてです。「DX」という言葉は、2020年頃からバズワードとして注目を集めています。
私は、大企業から中小企業まで、多くの企業がDXに取り組まなければいけないと感じています。しかし、DXを推進する人材がいないという問題や、具体的に何を実行しなければならないのか分からないという様々な課題があり、なかなか進んでいない業界もあります。金融業界では、DXはどのような状況なのですか?
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。