COMPUTEX TAIPEI 2015では、多くのウェアラブル端末が登場していた。
その中から、ウェアラブルリングとスマートグラスを紹介する。
COMPUTEX d&i(デザイン&イノベーション) awards 2015 を獲得したNFCリング
KEYDEX社のNFC(近距離無線通信)リングは、用途に合わせて選ぶことができる。
メディカル情報を保存できるリング(Safe Return Ring)、ドアを開けることができるリング(Door Access Ring)、支払いが可能なリング(Mobile Payment Ring)、などだ。
リングは、使用金属材料に対するアレルギー反応を最小限に抑えながら、身に着けて延ばすの快適さのレベルを上昇させるファインセラミック素材を採用している。
カップル用ウェアラブルリング
IVY LINK社のリングは、電話の着信やメッセージが届いたり、リングの横部分をタッチすると、リングが振動し点滅するというカップル専用のリングだ。さらに、スマートフォンで2人だけのプライベートチャットルームも利用できる。
ただ、少々女性の指には大きかった。
スマートグラス
ChipSiP社が開発した、Android4.4.2搭載スマートグラスSiME。メガネの右横の小さいタッチスクリーンを操作することで、目の前に広がる画面の中でアプリなどを操作する。
下記は、スマートグラスに映し出される映像を、モニターに映したデモンストレーションだ。
ChipSiPはこのスマートグラスで、博物館や観光のガイド付きツアー、販売のサポート、リモート·サポートなどの事業領域の展開が考えられるとしている。
非常に軽い着け心地だったので、これなら通常時に利用ができそうだ。
動画では自転車に乗りながら道案内をしてくれる映像や、買い物時に商品詳細を表示してくれる映像などを見ることができる。
その他、ウェアラブルウォッチや、ウェアラブルキャップなどを多くのブースが展示していたが、まだ洗練されたデザインになっているものは少なかった印象だ。
どんなに便利な機能が搭載されていても、身に着けられるものとなるとデザインは重要になるため、今後に期待したい。
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