大手家電量販店Best Buyのサンフランシスコ店でIoT機器はどれくらい売ってるのかみてきた。
IoTのメッカだけに期待大だ。
フロアに入ると日本の大型家電量販店くらいの広さはあるだろう広い敷地内に、TV, 家電を端に追いやり、ど真ん中にマートフォン、右にIoT関連、左にスマートフォン関連グッズという配置になっていた。
IoT関連は、スマートホーム系、ウェアラブル系に大きく分かれていて、さらにスマートホームは、ホームセキュリティ、室温コントロール、フィットネス、スマートウォッチと、かなりの広さを取っていた。
ここまでの広さとなると、注目の機器というレベルを通り越してかなりのセールスがあると見て良いだろう。
先日IoTNEWSでも取り上げた、GoogleのNESTシリーズも売られていた。
競合商品も多いらしく、Googleといえど一般の消費者向けに売るのは簡単ではなさそうだ。
他には、庭に撒く水をコントロールする商品。
クルマにのせて防犯装置になったり、広大な駐車場でどこにあるか見つけたりするような商品も陳列されていた。
IoTの面白いところは、まさにここで、インターネット企業といえども、家電量販店や自動車ディラーなどこれまでの流通を担ってきた店舗への露出と実売を稼いでいくのは簡単ではない。
これから、もっとこういった面白い商品が店頭に並ぶことになりそうだ。
個人的にはMotorola360が試してみたかったが、展示品からなくなっていて見ることができなかった。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。