AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

メルセデス・ベンツの近未来のダッシュボード The MBUX Hyperscreen ーCES2021レポート4

オンラインで行われているCES2021レポートの第四段は、メルセデス・ベンツだ。

※動画でも開設を行なっております。

今回、メルセデス・ベンツから、次世代EVとなる、「EQS」というラインで使用される次世代ダッシュボード「The MBUX Hyperscreen」に関する発表があった。

このダッシュボードにはAIが内蔵されていて、ユーザの好みを学習して、必要な時に適切な表示を行うものだという。

エアコンの制御や地図の制御だけでなく、電話をかけることやエンタテイメントなど、必要な機能はすべてセンターに集まっている。

メルセデスベンツ The MBUX Hyperscreen CES2021

カーナビは、階層型になっていて、やりたいことを探すのに慣れが必要であったり、音声応答システムも気が利かないとヤキモキするシーンもあるのではないだろうか。

このダッシュボードに搭載されたAIは、こういったストレスをなくし、いわゆる「ゼロレイヤー(レイヤーがない)」システムを採用している。ゼロレイヤーの場合、ユーザは2回も3回も画面をタップすることなく、目的を達成することができる。

こういったシステムをMBUX(Mercedes Benz User Experience)と呼んでいて、自然対話処理や、各機能の使用履歴から音楽や目的地を提案したり、シートヒータやドライブポジションなど様々なことを学習する。

さらに、触覚フィードバックがあるため、タッチした感覚は指に伝わるということだ。

EVならではの機能としては、電池のチャージ状況なんかもわかるようになっている。

助手席の乗客も楽しめる

メルセデスベンツ The MBUX Hyperscreen CES2021

この、ハイパースクリーンは、運転席だけでなく助手席の全面まで広がっている。そのタッチパネルからはいろんな操作も可能になっている。

このディスプレイではテレビなどのエンタテイメントも視聴可能だが、それが許される地域のみの機能であり、運転席から見ようとしてもドライバーモニターによって監視されているのだという。

クルマがデジタル化される流れの中で、利用者の体験を極限まで上げる試みとして、様々な機能が付加されたディスプレイ。このディスプレイがクルマの脳となり、神経となって、利用者の快適さをどこまであげられるのか、実際に乗って試してみたい。

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