TOP >
MaaS/CASE > ファーウェイとソフトバンク、5Gを活用したトラックの隊列走行、遠隔運転に向けた実証実験を開始
ファーウェイ・ジャパンは、ソフトバンク株式会社と共同で、第5世代移動体通信(5G)技術を活用したトラックの隊列走行(※1)と遠隔運転の実現に向けた実証実験(※2)を、2017年12月から、茨城県つくば市で開始した。
隊列走行による幹線輸送は、物流業界で顕在化している運転手不足や高齢化への対応、輸送効率や安全性の向上などの課題の解決につながると見られている。
こうしたなか、今回の共同実証実験では、5Gの特徴である低遅延・高信頼・大容量通信をエンドツーエンドで実現することで、トラック隊列内車両間の制御遅延を低減すると同時に、車載カメラのモニター動画をリアルタイムに車車間や路車間通信でやりとりすることで、隊列走行をより高度化する技術を検証していくという。
※1 隊列走行: 運転手が乗車した先頭車両を、無人の後続車両が自動運転で追走する。先頭車両の運転手が後続車両の車載カメラのモニター動画を見ながらリアルタイムに制御するため、大容量かつ無線区間で1ms(1,000分の1秒)の低遅延の通信が必要とされる。
※2 総務省の「高速移動時において1msの低遅延通信を可能とする第5世代移動通信システムの技術的条件等に関する調査検討」の請負者であるソフトバンク株式会社に協力して行うもの。実証実験では、5G向け候補周波数帯である4.7GHz帯、28GHz帯が使用される。
【関連リンク】
・ファーウェイ(Huawei/華為技術)
・ソフトバンク(SoftBank)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
DXトレンド解説
メタバース、VR・ARの基礎と活用事例
ウェアラブルとは?ウェアラブルデバイスのビジネス活用事例10選
DXとは?本質をわかりやすく解説
IT、IoTとICTとの違い
スマートホームの基礎とトレンド
VUCA時代を生き抜くための、デジタルトランスフォーメーションとIoT
国内・海外スマートシティDX事例10選
都市のDXが進む「スーパーシティ」構想とは?