株式会社沖縄ヤマハは、OpenStreet株式会社のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」を活用したシェアサイクルサービスを、本日より本格的に開始した。
同サービスにおいて、株式会社アオランは、OpenStreet株式会社との戦略パートナー契約及び九州・沖縄における総代理店契約として、地域特性に合わせたプラットフォーム作りの役割を担う。
なお、OpenStreetは、ヤフー株式会社の子会社であるZコーポレーション株式会社とソフトバンク株式会社の子会社であるSBイノベンチャー株式会社が出資する会社だ。
「HELLO CYCLING」を活用したシェアサイクルサービスの利用者は、自転車を借用・返却できる「ステーション」の検索から決済までの一連の手続きを、スマートフォンやパソコンで簡単に行うことができる。
また、「ステーション」であればどこでも自転車を返却することが可能。沖縄ヤマハとアオランは、那覇市エリアを中心に合計100の「ステーション」を2020年8月までに設置する予定だ。
また、その後は、展開エリアを離島にも広げ、沖縄県全域で気軽に利用できる短距離交通インフラとしてサービスを拡大することを目指すという。
なお、「HELLO CYCLING」を活用した自転車には 、GPS機能が搭載された鍵「スマートロック」が取り付けられている。
沖縄ヤマハとアオランは、「スマートロック」で収集される自転車の走行データから「ステーション」の効果的な設置場所などを分析して、住民や旅行客への便利で快適な移動手段の提供に取り組むとした。
シェアサイクルサービスの利用方法は以下の通りだ。
- 「HELLO CYCLING」のウェブサイトまたはアプリケーションで「ステーション」を選択(※1)
- 自転車と決済方法を選択し予約(※2)
- 予約した自転車の操作パネルに、メールで届く暗証番号を入力、または登録済みの交通系ICカードをタッチして「スマートロック」を開錠し、自転車を利用開始
- 目的地への移動後、近くの「ステーション」に自転車を返却。手動で施錠後、操作パネルに暗証番号を入力、または登録済みの交通系ICカードをタッチし、利用終了
※1 事前に「HELLO CYCLING」への会員登録(無料)が必要。
※2 予約完了後、30分以内に借用する必要がある。交通系ICカードを「HELLO CYCLING」に登録しておくと、予約なしでの利用も可能。
【関連リンク】
・「HELLO CYCLING」ウェブサイト
・沖縄ヤマハ(OKINAWA YAMAHA)
・OpenStreet
・アオラン(aoran)
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