損害保険ジャパン日本興亜株式会社および損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント株式会社は、IoT技術を活用した企業向け安全運転支援サービス『スマイリングロード』に、利用者の声をふまえ、万が一の事故発生時に役立つ機能を今回追加した。
【スマイリングロード』の概要】
企業の社有車向けに貸与した東芝製の通信機能付きドライブレコーダーから走行データを収集し、ビッグデータ解析により安全運転支援を行う。
具体的には、「見える」「わかる」「ほめる」の3つの機能でドライバーおよび管理者に安全運転診断や危険運転などの情報をスマートフォンやWEBサイトなどにフィードバックし、ドライバーの安全運転意識向上や管理者の効率的な指導を支援する。
【『スマイリングロード』による事故低減効果(2015年10月末時点)】
利用している企業の『スマイリングロード』導入前後の事故件数を比較した結果、以下のとおり事故低減効果が現れている。
・導入企業全体の事故件数が、約20%減少。
・導入企業のうち86%の企業で、事故件数が前年以下に減少。
※事故件数は季節影響を受けるため、導入期間の前年同期間と比較。
(例)2015年4月に設置した場合、2014年4~10月と2015年4~10月を比較。
【機能バージョンアップ予定】
『スマイリングロード』を利用している企業からの要望をふまえ、発売以降、サービス品質向上につながる機能改善を随時行ってきた。今回、事故の際にさらに役立つ機能を追加する。(2015年12月末実施予定)。
■ドライブレコーダー動画アップロード機能
専用SDカードで記録した動画を管理者用ウェブサイトにアップロードすることが可能となる。これにより、企業内での共有が可能となると同時に、損保ジャパン日本興亜の保険金サービス部門へも連携できるため、よりスムーズな事故時の対応が可能となる。
■事故時のコールセンターへの通知機能
大きな事故に相当する衝撃を検知した際、損保ジャパン日本興亜のコールセンターへ自動で通知され、コールセンターから迅速に客へ安否確認の連絡を行う(自動通知の有無は選べる)。
【関連リンク】
・損害保険ジャパン日本興亜
・損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント
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