株式会社テクノツリーは、2018年9月初旬より「機器からのデータ取得の設備投資」、「古い機械からデータが取れないなど」のIoTへの課題をデータ化・電子化し導入サポートする、タブレットからの作業入力が可能なソリューション「見えるFA」(ミエルファ)の提供を開始する。
セットアップ済みのサーバーに、機械の生産状況・稼働状態の見える化/電子化として「XC-Gate」(※)で専用(固定)帳票を搭載。機器(制御されたPLC)より取得するデータは、「稼働フラグ、異常フラグ、生産数、異常数、段取りデータ」を想定した作りとなっている(最大10設備まで接続可能)。
「見えるFA」の機能は以下の通りだ。
- 設備状況(一覧)画面 TOPページ:設備ごとの状態、生産数、稼働時間、異常時間を表示。詳細ボタンを押下することで各設備の稼働履歴を表示することができる。
- 稼働履歴画面:設備状況(一覧)画面から遷移された設備の稼働履歴を表示。稼働、停止、異常発生などの統計情報を表示し、稼働チャートで表示する。日付変更することで過去の状況も見ることが可能。
- 月報画面:設備状況(一覧)画面から遷移された設備の月次状況を表示。月変更することで過去の状況も見ることができる。
- 稼働状況画面:設備状況(一覧)画面から遷移された設備の稼働状況を表示。日単位、月単位で過去の状況をグラフで見ることができる。
- 稼働分析画面:設備状況(一覧)画面から遷移された設備の稼働分析を表示。前日の状況、1年前の状況をグラフで見ることができる。
- 作業入力画面:稼働状態のサイクル設定でき、稼働履歴の設定・状態変更が可能。また、稼働履歴一覧、稼働チャートを表示する。
※XC-Gateは、同社が提供するMicrosoft Excel(マイクロソフト・エクセル)で作成した帳票やチェックリストを電子化するツール。「見えるFA」では、帳票追加、CSV出力などの機能は搭載していない。要望に応じてXC-Gate.PLCへのグレードアップ提案となる。
【関連リンク】
・「見えるFA」(ミエルファ)
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