昨今、Industrie4.0やSociety5.0など、国内外で製造業のデジタルデータ活用による生産性向上や人材不足の解消、納期対応/品質の向上など、課題の解決に活用する取り組みが進展し、そのデジタル変革を支えている小型高度化するセンシング技術・5Gをはじめとするネットワーク技術・AI/ビッグデータ解析など最新テクノロジーへのキャッチアップが中長期の成長力の要になっている。
このような中、製造業向けにAI/IoTを活用したスマートファクトリー化の促進を目的として、株式会社マクニカと株式会社ALBERTは、資本業務提携契約を締結した。また、マクニカは、ウィズ・アジア・エボリューションファンド投資事業有限責任組合が保有するALBERT株式の一部163,000株を市場外の相対取引により譲り受ける旨に合意した。
製造業界向けに200件以上のAI/IoT活用に実績を持つマクニカと、幅広い業界向けのプロジェクト実績からAI活用コンサルティングや高度なデータ分析ノウハウ、AI人材の育成ノウハウを持つALBERTの経営資源を融合することで、製造業に特化したAIを活用した業務効率化支援に向けた共同提案及び共同サービス提供を行う。提携内容は以下の通り。
- 「MindSphere」をベースとした、マクニカの製造業向けプラットフォーム上のアプリケーション共同開発
- 製造業顧客の個別AIプロジェクトにおけるコンサルティング、データ分析、アルゴリズム開発、システム実装等のサービス提供
- AIに関する市場啓蒙活動
両社は、それぞれのクライアントに対して最適化されたプランを提案するためのコンサルティング、プラットフォームを活用したアプリケーションの提供、運営改善を行っていくための最先端技術の情報提供や社内のAI人材育成を行い、AI活用の概念実証だけではなく、製造業での価値創出手段として実装するためにトータルサポートを提供するとした。
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