IDECは大阪に本社を構える、製造業向けオートメーション機器をはじめ、センサーやスイッチなど多くの機器を提供する企業だ。
従来のスマートファクトリーの現場でIoTに取り組もうとすると、FA機器であるPLCにクラウドと連携するための通信機能がないため、ゲートウェイを追加しなければならないケースも多く、ゲートウェイのプログラムや、設定が必要となるため、簡単にデータ連携を行えないという問題があった。
そこで、IDECは、簡単に現場のデータをクラウドにアップロードする、「IoTゲートウェイ機能搭載PLC FC6A形」を提供している。
現場をつなぐOTの技術と、クラウド上で現場を可視化するITの技術、それぞれ、使われる言語や、ネットワークの技術などが異なることが、導入の壁となることも多い。しかし、この「FC6A形 Plus」では、PLCへの設定は、プログラムレスで、IT/OT双方の設定が可能なのだ。
また、Webサーバ機能も搭載されているので、別の可視化ツールがなくても監視用のページを制作することができる。
ネットワークはOT側のModbus TCP/RTU、EtherNet/IP、MCプロトコル、IT側のMQTT、HTTPs、FTPなどがあり、インタフェースも、デジタル・アナログのモジュールを搭載するなど、拡張性にも優れている。
さらに、このPLCは、Microsoft AzureのIoT HubやAWS IoT Coreに接続することが可能であり、AWS IoT Core認定デバイスであるため、すでにAWSを利用している企業にとっては、接続が簡単だ。
IDECの、「IoTゲートウェイ機能搭載PLC FC6A形」に関する詳細の内容については、ホワイトペーパーをダウンロードして確認してほしい。
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