TOP >
製造業 > キャディ、図面データ活用クラウド新規導入企業向けに紙図面のデジタル化サービス提供
キャディは1月17日、製造業など向けの図面データ活用クラウド「CADDi DRAWER(キャディドロワー)」で、新規導入企業向けに、紙の図面をデジタル化するサービス「CADDi DRAWER 紙図面デジタル化パッケージ」の提供を開始すると発表した。価格は図面のサイズや枚数を踏まえ決める。
サービス提供のイメージ
「CADDi DRAWER 紙図面デジタル化パッケージ」は、「CADDi DRAWER」の導入を、新規で検討する企業を対象に、紙の図面を画像データ化する作業を代行するパッケージプランサービス。紙の図面をデジタル化するプロセスを低コスト・低負荷で実現する。
具体的には、キャディが企業の保有する過去の紙図面を預かり、紙図面のデータ化・スキャン業務を代行。その後、図面データの「CADDi DRAWER」への保存業務を行う。また、図面データの利活用を行う部署を対象した説明会の実施、図面デジタルの利活用を支援する専用チームのアサイン業務も提供する。
キャディの調査によると、部長以上の6割が自社で保有する情報のうち重要な情報に「図面」を選択。また、電子稟議(りんぎ)システムや見積書・請求書発行システムなどの利用が一般化し、ペーパーレス化に向けた取り組みが進んでいるものの、製造業従事者に、図面を探す際の参照環境を尋ねたところ、紙図面を選択した人が4割に迫る結果となった。
過去図面の参照先 上位順(複数選択、キャディ調査)
具体的には、既に製図環境は電子化されているものの、古い図面は紙の状態で参照している、設計・調達・製造などで同じ図面を組織ごとで印刷し別々に保管しているなどのケースがあるという。
同社では、調査から業務の効率化や、印刷代、保管料などの費用低減から、図面のペーパーレス化を進めたいニーズがある一方で、企業によっては紙図面の保有量が数万~数百万枚の規模になり、スキャンなどで読み取りデータ化するだけでも多くの時間と費用がかかり、進められないという課題があると分析。そこで、紙の図面をデジタル化するサービスを提供することにした。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
生成AI活用ガイド
RAG技術で生産性を向上させるGoogleのAI「NotebookLM」とは?活用法や企業での活用事例も紹介
生成AIで無駄な会議をなくす?議事録にAI活用し「生産的な議論と問題解決の場」へと変革するヒントを紹介
最新の「Copilot」は何ができるのか?Microsoft AI Tour Tokyoで語られた活用方法
NVIDIA、新プラットフォーム「COSMOS」を発表、物理AIの時代における日本の存在価値 ーCES2025レポート2
【無料】デジタルでつながるビジネスの未来|10/18東京、11/14大阪|UCHIDAビジネスITフェア2024|セミナー&展示会
業務で活用されればされるほど企業の差別化要素となるAI実現へ向けた挑戦 ― 砂金氏インタビュー
PwCコンサルティングが「生成AIに関する実態調査2024」を発表、効果を実感している企業の特徴とは
ASUS、AI PC向けソリューション搭載PCを発表 ーCOMPUTEX2024レポート2
NVIDIAが台湾コンピュータ産業を牽引するか ーCOMPUTEX2024レポート1