カスタメディアは2月20日、日本セックが、同社が提供するマッチングサイト・シェアリングエコノミーサイト構築パッケージ「カスタメディアMASE」をベースに、中小製造業の工場機器などのリソースとスキルをシェアリングするプラットフォーム(PF)サービス「シェアプラ」を構築したと発表した。
「シェアプラ」は、中小製造企業のリソースとスキルをシェアリングし、新たな成長を支えるプラットフォームサービス。使っていない工場機器をシェアし、稼働していない時間を有効活用したり、企業間で工場機器・在庫部品の売買したりすることができる。

工場機器のシェアリングでは、手持ちの工場機器を自社で稼働していない間、工場機器を必要とする企業に貸し出せる。貸し手は、機器の稼働率を向上させて、レンタル費用を得ることができる一方、借り手は、工場機器購入など高額な投資をせずに、必要なときにだけ工場機器を借りられる。

工場機器・在庫部品の売買については、購入したが稼働していない工場機器・在庫部品などの遊休資産を、中間マージンを抑えて素早く販売が行える。また、工場機器・在庫部品などを必要とする企業は、新品を購入するよりもコストを抑えて必要な機器を購入できる。取り引きする企業は全国から選ぶことが可能で、売買はオンライン上で完結する。

さらに知識やスキルなどの共有もできる。自社に必要な知識やスキルを持つ企業とつながりを持ち、新規事業の立ち上げや販路の拡大が行える。
サービスは、会員登録をすることで、機器や部品やスキルを検索し、自社で必要な技術を見つけることも可能。会員登録や月額費用などは不要で利用できる。
日本セックは、プロダクションモニター・LED表示板、自動窓口受付システム、LEDパネルモジュールなどの製造を手掛ける。同社では中小製造企業が新しく事業を展開するために企業間での協力が必要と考え、「シェアプラ」を運営している。
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