パナソニックは、同社が提案する「スマートファクトリーソリューション」を実現する産業用ロボットや製造工程の自動化技術、PLCやセンサの分野で、商品とブランド双方の理解・認知の拡大に注力している。ビジネスの軸足をBtoB事業に移しつつあるパナソニックは、グローバル、中でも中国市場への積極的な展開を図っている。
今回パナソニックは、2015年11月3日(火)から7日(土)にかけて中国の国家会展センター上海で開催された第17回中国国際工業博覧会(CIIF2015)において、新開発のACサーボモータ「MINAS A6シリーズ」やレーザ溶接ロボットソリューションシステム「LAPRISS」など、製造業界向けの「スマートファクトリーソリューション」新製品とソリューションを発表した。
製造設備の小型軽量化の流れに対応しつつ、より高精度な制御・動作性能が求められている中、新開発の「MINAS A6シリーズ」ACサーボモータは、その高い性能と分解能、振動の少なさ、小型かつ堅牢な設計で注目を集めた。

また、プログラマブルコントローラ FP-XH、インバータMK300、CMOSタイプ マイクロレーザ測距センサHG-Cシリーズなどの新製品も同時に発表。レーザ溶接ロボットシステム「LAPRISS」や、インテリジェント溶接ロボット「Active TAWERS」などのソリューションも紹介され、「スマートファクトリーソリューション」から「FAソリューション」までをカバーする同社の総合的な提案力を訴求した。
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 青田広幸副社長によると、『スマートファクトリーソリューション』事業において中国は最大の市場であり、2015年の売上高は全世界の45%を占めているという。
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