ジェイフロンティアは1月16日、ツルハホールディングス(HD)のグループ企業、ドラッグイレブンが、同社の医療機関、薬局向けオンライン診療・服薬指導・処方薬配送サービス「SOKUYAKU(ソクヤク)」を、調剤薬局専門店舗と調剤薬局併設店舗の全25店に導入したと発表した。
「SOKUYAKU」は、スマートフォンを活用し、自宅やオフィスにいながらオンライン診療、服薬指導の受診、最短で当日中の薬の受け取りができるオンライン診療・服薬指導・処方薬宅配サービス。
患者向けには、かかりつけ医・薬局の登録、くすり手帳の機能や、待ち時間なしで処方薬が受け取れる来店予約機能を備える。病院、クリニック、薬局向けでは、予約管理や問診票管理とおった機能など、オンライン診療やオンライン服薬指導に必要な機能を提供。病院などは、追加の設備投資が不要で導入できる。
ドラッグイレブンは、九州地方で187店舗のドラッグストア・調剤薬局を展開する。
2社によると、日本国内で新型コロナウイルス感染症拡大から2年以上が経過し、非接触・非対面の生活スタイルへの変化が進む中、調剤薬局でも、非接触・非対面の需要に対応するためオンライン服薬指導・処方薬配送サービスが浸透しつつあるという。
ドラッグイレブンでは、こうした状況に合わせ、利便性の向上を目指し「SOKUYAKU」を採用した。今回、サービスを導入したことで、患者は、ドラッグイレブンの調剤薬局での服薬指導がすべてオンライン上で完結し、自宅などにいながら薬を受け取ることが可能になった。
ジェイフロンティアでは今後も、「SOKUYAKU」で、オンライン診療・服薬指導の利便性を高める取り組みを進めていくとしている。
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