NVIDIA は、8 月 13 日よりカナダのバンクーバーで開催している SIGGRAPH カンファレスにて、VRソリューション「NVIDIA Holodeck」の新機能を公開する。
追加された機能は以下の通りだ。
Holotable
レビュー、回転および分割のためのツールを使い、podium 上のスケールモデルを机上に表示可能。Materials を使って Autodesk 3ds Max および Maya で作成されたモデルのレイヤを切り替えることできるため、階別および全階のフロアープランをより柔軟に見渡すことができる。
スケールモデル上での照明の大幅変更も可能であるため、それぞれのデザインで光と影の関係を確認することが可能だ。
ワークフローの向上
Dassault Systemes SOLIDWORKS Visualize (2019 年ベータ版が必要)および AEC のより広いフットプリント モデルのインポートが可能。マテリアル パレットが改良されているため、Holodeck のライブラリ マテリアルを編集、保存および再割り当てされる。
これにより、モデルのセットアップをスピードアップさせ、以降の Holodeck でのセッションの準備時間を削減させることが可能。プライベート セッションの作成および参加は、パスコード保護の採用によって、簡略化されている。
ナビゲーションの向上
さまざまなフロアおよび立面図を移動して、あらゆる規模の建物を隅々まで見渡すことが可能。ビーコンを設置して重要なポイントを設定し、大型の多層モデルの周辺を迅速にナビゲートすることができる。
改良された新デザインツール
機能拡張された通信ツールを通じて、コンセプトやフィードバックを共有することが可能。精度と柔軟性の向上のため、ホワイトボードや図面作成、測定といったツールがすべて改良されている。
ビデオと 360 度画像キャプチャのツールが追加されることでライブ録画が可能。ユーザーは、Holodeck 内の完全な機能を持つウェブブラウザーを立ち上げ、参考画像の表示やビデオの再生、さらに Google Hangouts への参加もできるようになる。
【関連リンク】
・NVIDIA Holodeck
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