楽天株式会社の運営する結婚式場探し・結婚式準備の総合情報サイト「楽天ウェディング」は、結婚式場の下見を疑似体験ができる「バーチャルウェディングシステム」を、結婚式の企画・運営を行う企業向けに本日から提供開始した。
同システムは、結婚式場やチャペルの実写の静止画像を組み合わせて「楽天ウェディング」が制作する三次元のバーチャルリアリティ(VR)映像を、米 Oculus VR社が開発したVR用ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の「Oculus Rift(オキュラスリフト)」に投影できるようにするものだ。
「楽天技術研究所」が開発した独自技術を活用して制作されるVR映像は、HMD装着者の頭の動きに応じて360度全方位を見渡せるだけでなく、ゲームパッド(コントローラー)を使って空間内を移動することもできるため、実際に会場を下見しているような体験ができる。
企業は、式場が利用中で希望者への見学案内ができない場合や、式場を離れたイベントなどでの案内の際に、会場の魅力を臨場感のある形で伝えるための営業ツールとして、同システムおよびHMDなどの必要機器を1カ月単位から利用することができる。導入第1号として、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズが、本年1月10日(日)から、同システムを利用した式場案内サービスを提供する。
【「バーチャルウェディングシステム」サービス概要】
■名 称: バーチャルウェディングシステム
■提供開日: 2016年1月7日
■対 象: 結婚式(挙式・披露宴)の企画・運営を行う企業
■利用料金:
・基本料金: 120万円(税別)/利用期間1カ月
<料金に含まれるもの>
・映像の企画・撮影、VR画像への変換などのシステム構築
・機器一式(「Oculus Rift」、ノートパソコン、ゲームパッド)の貸出
・利用期間の延長: 30万円(税別)/1カ月
・撮影場所の追加: 30万円(税別)/1会場(東京都内の場合。その他の地域は応相談)
【関連リンク】
・楽天
・オキュラス
・テイクアンドギヴ・ニーズ
・楽天技術研究所
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