フロンティアファクトリー株式会社は、米国で360°VR対応のアクションカメラ「360fly」シリーズを開発・販売する360fly,Inc.から日本国内における代理店販売権を獲得し、同社の「360fly」シリーズ2製品「360fly 4K」「360fly HD」を2016年12月9日に発売する。また12月1日から、同社ECストアならびに全国の家電量販店で予約を開始。
360flyはマサチューセッツ工科大学とならぶ米国屈指の名門工科大学であるカーネギーメロン大学のロボット研究所で誕生し、映像撮影の革新と映像表現の可能性を拡大するため、ロボット開発用に蓄積されたテクノロジーを転用し、開発された。
広い視野角(H360°×V240°)を持つ超ワイドアングルレンズをひとつと、バッテリー、メモリー、各種センサーなどの撮影に必要なすべての機能を個性的な球体形状のボディーに搭載したオールインワンの360°VRアクションカメラだ。ひとつのレンズだからこそ、継ぎ目もソフト処理による不自然な補正や合成も存在しない、ありのままの臨場感ある360°映像を撮影できるという。
360flyは無料の専用アプリ「360fly」(iOS、Android対応)ですべてをコントロールでき、スマートフォンをライブビューファインダーにした撮影やリモート操作はもちろん、撮影した映像への効果や音声トラックの追加といった編集もできる。さらに、それをダイレクトにYouTube、FacebookなどのSNSにアップしてインタラクティブ360°映像として共有できる。
また撮影した映像をアプリからワンタップでVRに変換でき、一般的なVRヘッドセットを使って簡単にVRで楽しめるという。パソコンでの映像編集や管理には、無料のデスクトップアプリ「360fly Director」(Windows、Mac対応)もある。
ゴルフボールをひと回り大きくしたような直径約6cmのコンパクトなボディーには、防水、防塵、耐衝撃、耐低温というタフな性能を備え、どこへでも持って行きアクティブな撮影が可能。本体底部に1/4-20UNC規格(メス)対応のアクセサリー取り付け穴を搭載し、日本国内で流通している一般的なカメラ/ビデオ用の三脚や撮影用アクセサリーにマウントできる。
360fly 4K ~人生のすべてを高画質に残す4K対応フラッグシップモデル~
「360fly 4K」は、360flyの基本性能に加え、以下のような機能を備えている。
- 16Mpixel画像センサーにより、2,880×2,880ピクセル解像度、50Mbps、最大30fpsの360°4K映像の撮影
- 16:9の主観(POV)映像、静止画の撮影が可能
- 64GB内蔵メモリーと稼働時間1.5時間以上のバッテリーにより、最大2時間分、連続45分間の360°4K映像撮影が可能
- 10Mの防水、IP6Xの防塵、高さ1.5Mからの耐衝撃、-20°Cまでの耐低温性能
- GoProなどの他社製アクションカメラ用アクセサリーにマウントできるアクションカメラアダプターを同梱
- 収納や持ち運びに便利な専用キャリングポーチを同梱
360fly HD ~360°VRを手軽に楽しめるHD画質のエントリーモデル~
「360fly HD」は、360flyの基本性能に加え、以下のような機能を備えている。
- 1,504×1,504ピクセル解像度、20Mbps、29.97fpsの360°HD映像の撮影
- 16GB内蔵メモリーと稼働時間2時間以上のバッテリーにより、最大90分間の360°HD映像撮影が可能
- 1Mの防水、IP6Xの防塵、高さ1.5Mからの耐衝撃、-20°Cまでの耐低温性能
※水中での撮影にはダイビングケージの使用を推奨。
【関連リンク】
・フロンティアファクトリー(Frontier Factory)
・360fly
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