株式会社豆蔵ホールディングスの事業会社である、株式会社ネクストスケープは、野村不動産株式会社、株式会社プライムクロスと3社共同で、日本マイクロソフトが提供するホログラフィックコンピューター「Microsoft HoloLens(マイクロソフト ホロレンズ、以下 HoloLens)」を活用した新築マンション販売向けビューアーを開発した。同商品は2017年7月より販売予定の「プラウドシティ越中島(東京都江東区/305戸)にて導入されるという。
HoloLensは、日本マイクロソフトが2017年1月から国内の法人と開発者向けに提供開始したヘッドマウント型のホログラフィックコンピューターで、目の前の現実世界の中に、3Dの仮想物体である「ホログラフィック」を重ねて表示させることで、現実世界と仮想世界を複合させて、「複合現実」を実現するデバイス。VR(Virtual Reality)デバイスと異なり、現実世界が見えている状態のまま、ホログラフィックを表示できるため、その場の現実空間と関連付けた映像情報を効果的に表示させることができるという。
今回開発された「ホログラフィック・マンションビューアー」には、「リアルサイトビューアー」「ホログラフィック外観ビューアー」の2つの機能が備わっている。これらを活用し、紙媒体やWEBなどの2Dのデータでは理解しづらかったビジュアルイメージを立体的にわかりやすく表現することで、顧客のマンションに対する興味と理解をより深められるとしている。
- リアルサイトビューアー
リアルサイトビューアーは、HoloLens越しにマンション建物の建設予定の敷地を眺めると、建物の完成イメージを原寸大で見ることができるビューアー。購入後検討中の顧客に、写真や動画では味わえない臨場感を提供。 - ホログラフィック外観ビューアーについて
ホログラフィック外観ビューアーは、マンションの外観模型をHoloLens越しにホログラム表示するビューアー。HoloLensを使うことで場所を選ばずに完成イメージを360度から確認できる。
【関連リンク】
・豆蔵ホールディングス(Mamezou Holdings)
・ネクストスケープ(NEXTSCAPE)
・野村不動産(Nomura Real Estate Development)
・プライムクロス(PRIME X)
・マイクロソフト(Microsoft)
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