米Microsoftは、Windows PCから複合現実(MR)を体験できるプラットフォーム「Windows Mixed Reality」を本年10月17日より本格始動させると発表した。
以前より、 今冬にはHP、Lenovo、Dell、AcerからWindows Mixed Reality向けのヘッドセットとモーションコントローラーの発売が予定されていた。そして今回、さらにSamsungがWindows Mixed Reality対応のヘッドセット「Samsung HMD Odyssey」を発表。またValve社のSteamVRのコンテンツを利用できるようになった他、ソーシャルVRのAltspaceVRがMicrosoftチームの一員となった。

以上の発表を踏まえて、本年10月17日より、Windows Mixed Realityのユーザーは、Microsoftストアで20,000以上のアプリを利用できるようになる。またWindows Mixed Realityに対応したゲーム「Halo」の一部も公開される予定だ。
なお、Windows Mixed Realityは近日中にリリースされるWindows 10 Fall Creators Updateと共に始まる。10月17日にWindows 10 Fall Creators Updateをダウンロードするか、新しいPCにアップグレードすることで、Windows Mixed Realityを利用することができる。
https://youtu.be/0AWhsBNU1jU
【関連リンク】
・マイクロソフトブログ記事(2017/10/3)
・マイクロソフト(Microsoft)
・サムスン(Samsung/三星)
・バルブ(Valve)
・AltspaceVR
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。