株式会社コロプラおよび、コロプラの100%子会社で投資事業を展開する株式会社コロプラネクストは、国内外のVR(Virtual Reality)関連企業支援に特化した「コロプラネクスト2号ファンド投資事業組合(以下「Colopl VR Fund」)」を2016年1月に設立する予定であると発表した。
Colopl VR Fundは、コロプラとコロプラネクストが最大5,000万米ドルを出資するVR専門ファンドとして、コロプラネクストが運用を行っていく。さらに、VRコンテンツを開発するコロプラおよび、株式会社360Channelが、技術等のサポートを行っていく。
VR市場規模は2020年までに300億ドルに達するとの予測が出ている(出所:Digi-Capital)。また、今冬~来年(2016年)にかけて、出力デバイスとなるヘッドマウントディスプレイ(HMD)が、世界規模で一斉に販売される予定となっている。そのため、2016年はVR元年として、急速なVR市場の開花が期待されている。
コロプラでは2年前からVRの可能性に着目し、研究開発を進めてきた。現在、VRゲーム開発には数十名の開発者をアサインし、注力している。さらに、2015年11月には360度動画に特化した事業を展開する100%子会社・360Channelを資本金7億円(資本準備金含む)で設立。コロプラ創業者である馬場が自ら代表取締役を務め、指揮をとっていく。
このように近い将来、高い確率でVRがプラットフォームとして確立する点にコロプラは注目し、いち早く投資していく。今後はゲーム、360度動画をはじめとしたVRコンテンツや、開発ツール・機器、配信プラットフォーム、HMD・インプットデバイスなど、ハード、ソフト問わず、VR関連すべてに投資を進めて行く。
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