ライブアクション・バーチャルリアリティー技術のNextVRと、新しい技術を重視する多国籍スポーツ・エンターテインメントのベンチャー企業RSE Venturesの1部門であるRelevent Sportsは独占提携し、バーチャルリアリティーのライブマッチ、インターナショナル・チャンピオンズカップ(International Champions Cup、ICC)を放映する。
インターナショナル・チャンピオンズカップ・マッチはバーチャルリアリティーのためのライブスポーツ番組である。NextVRは10月27日、2015年NBAチャンピオンのゴールデンステート・ウォリアーズとニューオーリンズ・ペリカンズとの史上初のNBA試合など、ライブのバーチャルリアリティー放送を初めて放映した。
インターナショナル・チャンピオンズカップは、2013年ICCチャンピオンのレアル・マドリード、2014年チャンピオンのマンチェスター・ユナイテッド、2015年北米チャンピオンのパリ・サンジェルマンなど世界トップのサッカークラブが出場して毎年夏場に開催されるトーナメントである。2016年インターナショナル・チャンピオンズカップの試合は、北米、オーストラリア、中国をはじめとする世界中で開催され、それぞれの地域からバーチャルリアリティーで放映され、世界中で観戦することができる予定。この夏開催の試合スケジュールは近く発表される。
NextVRの技術プラットフォームによって、観戦者は放送ディレクターになったかのように、望む方法で、すなわちゴールやミッドフィールドなどからゲームを見ることを選択し、画面を切り替えることが可能となる。
NextVRは11月、RSE Ventures、タイム・ワーナー、Comcast Ventures、dick clark productions、The Madison Square Garden Coに加え、Mandalay EntertainmentのCEO、ゴールデンステート・ウォリアーズおよびロサンゼルス・ドジャーズ、ロサンゼルスフットボールクラブの共同オーナーのピーター・グーバー氏など、スポーツおよびエンターテインメントのビッグネームが参加したシリーズA資金調達で3050万ドルを集めた。
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