インテル コーポレーションは、FPGA(Field Programmable Gate Array)技術で業界をリードするアルテラ コーポレーションの買収を完了したと発表した。この買収を通じて、インテルが提供する最先端の製品群を補完すると同時に、高成長を続けているデータセンターやIoTの市場に新しいタイプの製品を投入することが可能になる。
インテル コーポレーション CEO(最高経営責任者)のブライアン・クルザニッチは「アルテラがインテルの一員となることで、今後は単なる改良にとどまらない、より多くのことを実現可能な次世代の半導体を共に提供していきます。現在のFPGA事業をさらに成長させるためにムーアの法則を採り入れ、そして自動運転や機械学習のような、将来にわたって素晴らしい体験を生み出す新製品に投資する計画です」と述べている。
アルテラは今後、インテルに新設されるプログラマブル・ソリューション事業本部に移管され、トップには、長年にわたりアルテラに貢献してきたダン・マクナ マラが就任する。
インテルは、アルテラの顧客に対してのスムーズな事業継承に注力するとともに、引き続きアルテラの提供するFPGA、ARM® ベースの SoC(システム・オン・チップ)や電力管理製品などのサポートと将来の製品開発を継続していく予定だ。
プログラマブル・ソリューション事業本部では、既存のFPGA事業をさらに強化していくだけでなく、高度にカスタマイズ・統合された次世代の製品やソリューションを提供するためにインテルのデータセンター事業本部やIoT事業本部とも緊密に連携していく。
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