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ベッコフオートメーション・駿河精機・CCT、工作機械のCNCにAIなど組み込んだ小型マシニングセンタを開発

ベッコフオートメーション株式会社、駿河精機株式会社、株式会社コアコンセプト・テクノロジー(以下、CCT)は、工作機械のCNCにリアルタイムモニタリング、自作制御処理、AIを組み込むことで、IoTと知能化を実現する小型マシニングセンタ「SCB-1(エスシービーワン)」を開発した。

今回開発された小型マシニングセンタでは、オープンなCNCであるベッコフオートメーションの「TwinCAT CNC(ツインキャット シーエヌシー)」を採用することで、自作制御処理やAIを用いたモジュールのCNCへの組み込みや、CNCの制御情報・センサ信号情報などのリアルタイムモニタリングを実現した。

同製品の開発では機械制御の研究で知られる慶応義塾大学の柿沼康弘准教授からのアドバイスを受けており、柿沼准教授が提唱しているサーボ制御情報から機械加工の切削力を演算により推定する「センサレス切削力計測」を、自作演算処理として実装してCNCへ組み込んでいるという。

この推定切削力を始めとする制御情報やセンサ信号情報は、毎分2万回転で高速に回転する切削工具が7.5度回転する毎にタイムスタンプ付きでリアルタイムにモニタリングをすることが可能。機械本体に取り付けた振動センサの信号情報はScikit-learnというオープンソースのAIライブラリで予め学習させているという。機械装置への制御フィードバックは最速で62.5マイクロ秒で実現可能と発表している。

【関連リンク】
駿河精機(SURUGA SEIKI)
コアコンセプト・テクノロジー(CCT)

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