株式会社ウフルは、IoTオーケストレーションサービス「enebular(エネブラー)」の製品ラインナップに、新たにIoT対応ゲートウェイを加え、販売を開始した。
今回発表の新製品は「enebular Mesh Network EGRET」として、従来のenebularの機能に加え、エッジサイドにおけるIoTゲートウェイとしての機能を有し、エッジとクラウドを一体でアプリケーションを開発し、アセットをクラウド・ゲートウェイ・デバイスへ透過的にデプロイ、最適なシステムの運用を実現する。
採用第1号となる株式会社レオパレス21においては、スマートロック制御のテストベッドとして、enebular Mesh Network EGRETを採用した。今回のテストベッドでは、enebular基地局にenebular Mesh Network EGRETを導入し、スマートロック制御におけるサービス提供時の各種課題やアプリ連携等に関する、技術検証を行う予定。
enebular(エネブラー)について
「enebular」は、ウフルが提供するIoTオーケストレーションサービス。
エッジデバイスとクラウドが連携するアプリケーションの開発や、様々なクラウドサービスとの連携を簡便に実現し、多数のデバイスが協調するIoTシステムの最適なオペレーションを支援する。また、商用展開可能なセキュリティとスケーラビリティとを備えている。
2014年のリリース以来、IoT/AIを活用してデジタル・トランスフォーメーションに取り組む様々な企業が導入している。。2017年5月には、英Arm社との間で、同社のIoTデバイスプラットフォーム「Arm Mbed Cloud」のパートナー契約を締結したことにより、クラウド・エッジデバイス・エンドデバイス全てにおけるセキュリティ、特にハードウェアレベルのセキュリティを重視した開発が可能となった。
IoTオーケストレーションとは
IoTプラットフォームを構成するデバイスとクラウドが連携するアプリケーションの開発や機能更新、さまざまなクラウドサービスとの連携やデータ利活用を簡便にするツール群。IoTプラットフォームとは区別される。
【関連リンク】
・ウフル(Uhuru)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。