日立グループの家電・空調事業を担う日立コンシューマ・マーケティング株式会社(以下、日立CM)と日立アプライアンス株式会社(以下、日立AP)は、離れて暮らす単身高齢者の部屋での様子や変化をスマートフォンで確認できる見守りサービス「ドシテル」を2019年4月に開始する。
見守りサービス「ドシテル」の主な特徴は以下の通り。
- 単身高齢者の部屋での様子がいつでもわかる
単身高齢者の部屋の壁などに活動センサーを設置し、24時間365日、在室状況や活動量を検知。検知した情報は無線LANルーターを通じて、サーバーに蓄積される。家族は、専用のスマートフォンアプリ(※1)を通じて、単身高齢者の様子をリアルタイムで確認できる。今後、日立のコネクテッド家電との連携も検討していくという。 - 部屋での活動の変化が見え、異変時には家族に通知
単身高齢者の生活リズム・活動量(※2)・睡眠時間(※3)の情報を蓄積。家族は専用のスマートフォンアプリを通じて、それらの履歴を簡単に確認でき、単身高齢者の活動状態の変化に気づくことができる。また、日立グループが有する情報解析技術により、不在や静止状態が一定時間継続した場合には、家族に異変を通知する機能も採用。 - プライバシーへの配慮と厳密なセキュリティ管理
「ドシテル」で使用する活動センサーは、プライバシーに配慮し、映像を使わずに日常生活の状態を検知する方式を採用。また、検知した情報を蓄積するサーバーは、外部からの不正アクセス防止などの対策を実施し、厳密なセキュリティ管理を行う。
※1 Android6.x/7.x/8.x、iOS11.x/12.xに対応予定(2018年11月22日現在)。インターネット接続環境が必要。
※2 人の動きの多さ、少なさを表している。
※3 睡眠時間は推定した目安時間。
【関連リンク】
・日立コンシューマ・マーケティング(Hitachi CM)
・日立アプライアンス(Hitachi AP)
・見守りサービス「ドシテル」
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