コニカミノルタ株式会社は、情報機器事業の国内生産子会社である、豊橋精密工業株式会社とコニカミノルタ電子株式会社を合併し、さらなる生産効率化と新規生産技術開発による「モノづくりの筋肉質化」のために新生産子会社 「コニカミノルタメカトロニクス株式会社」を2016年4月1日付で設立すると発表した。
豊橋精密工業とコニカミノルタ電子は、いずれも複合機(MFP)及びプロダクションプリント機(PP機)関連の生産拠点として、高い精度が要求される製品の量産化技術開発や、プリント基板設計・電子部品実装及び自動化装置開発の経験をもとに、国内で醸成した生産技術を海外に展開するマザー工場としての役割を果たしてきた。
新会社は、IoTを活用した工程の自動化・効率化を追求することにより継続して製造原価を低減するとともに、2社の生産技術開発力と海外支援機能のシナジーにより海外工場へのワンストップ支援を加速し、更に社外の客からの受注に積極的に応えていく。
今回の合併は、コニカミノルタ電子を存続会社として、豊橋精密工業を吸収合併する形となる。
今後は、コニカミノルタが考える次世代の生産方式『デジタルマニュファクチュアリング』で、最先端のICTと生産プロセスの自動化技術を融合させ、「人・場所・国・変動に依存しない」柔軟な生産対応を具現化することで、生産拠点のワークフロー改革を実現する製造業向けソリューションサービスの提供を目指していくという。
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・コニカミノルタ(KONICA MINOLTA)
・豊橋精密工業
・コニカミノルタ電子(Konica Minolta Electronics)
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