AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

凸版印刷とユニファ、IoT・AIを活用した「スマート保育園」の実現で連携強化

凸版印刷株式会社は、「健康・ライフサイエンス」領域における事業開発を行うべく、凸版印刷、株式会社フレーベル館、トッパン・フォームズ株式会社とユニファ株式会社の4社間で、2017年10月に資本業務提携を締結しており、IoTやAIを活用して、保育業務の負担軽減や保育の品質を向上させる「スマート保育園」の実現を目指して、協業を進めてきた。

2019年3月には、凸版印刷とフレーベル館がユニファをサポートする形で、株式会社リクルートからキッズリー事業(※1)を承継するなど、経営面での連携も行ってきた。

今回、さらなる連携強化のため追加出資を実施し、同出資によりトッパングループとユニファで、短期的には販売連携、中長期的には新サービスの開発を目的として連携を加速させる。

  • 短期的な連携
    2017年の資本業務提携の締結時より、フレーベル館の持つ保育園とのネットワークを活かし「ルクミー午睡チェック」(※2)「ルクミーフォト」(※3)の保育園導入を推進してきた。今後はフレーベル館をユニファのIoTプロダクトの総代理店と位置付け、他の代理店にも販路を広げることで、IoTを活用した保育品質の向上に貢献する。
  • 中長期的な連携
    新規サービス開発に向けて、複数の切り口で共同プロジェクト・実証実験を開始する。具体的には、以下の内容を検討する。

    1. 幼児向けのデジタル教育コンテンツや連絡帳と連動した個人別の教育教材の開発
    2. 睡眠状態をリアルタイムで解析可能なシート型生体センサー「SensingWave」(※4)を用いた乳幼児の見守り・バイタルデータの取得
    3. トッパン・フォームズが構想しているデータ流通プラットフォームでの連携
  • 長期的な連携
    ユニファが保有する園児の記録データと保護者との顧客接点を活用した新メディアプラットフォームの共同開発を構想。トッパングループが保有する顧客基盤やメディア運営ノウハウを提供することで、共同で事業を創出する。

※1 保育士の業務負担軽減と保護者とのコミュニケーションを深めるためのサービス。園と保護者が登録することで、「出欠・お迎え管理」機能や、子どもの様子がわかる「連絡帳」機能、非常時も安心な「個別連絡」機能などを実装。
※2 ユニファが提供する、午睡の際の体の向きをチェックし、自動で記録できるサービス。園児のうつ伏せ寝や体動の有無を検知し、体の向きを保育士へアラートを送ることが可能。
※3 ユニファが提供する、保育園・幼稚園など保育施設専用のインターネット写真・動画販売システム。保育士が撮影した園児の様子を、保護者がオンライン上で購入できるサービス。
※4 ベッドマットレスの下などに設置するシート型生体センサーで、利用者の心拍や呼吸などの生体信号を非接触で取得し、睡眠状態をリアルタイムに解析できるサービス。

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