昨今、世界ではフィットネス市場が拡大を続けているが、日本は先進国と比較し国民のフィットネス参加率が低いという。そこで、日本でのフィットネス文化の浸透、発展に向けて、株式会社ジーエルシーは、同社が提供する等身大の姿を映し出せるラージサイズのタッチパネルデバイス「スマートミラー2045」と、FIT Trading株式会社が日本で独占販売権をもつスイスの3Dボディスキャニング・システム 「BODYGEE」の連携を開始した。
「スマートミラー2045」は、AndroidOSを標準搭載しており、好きなアプリをインストールして使用できる等身大サイズのタッチパネル式ミラーだ。これまでの鏡やディスプレイの代わりとなり、企業の受付、家電量販店、デジタル広告・メイク・ファッション・フィットネス・ゲーム等のシーンに導入されている。
FIT Tradingが提供する「BODYGEE」は、スイス・シュテットレンに本拠地を置くBodygee AGが開発する、3Dボディスキャニング・システムだ。特殊な3Dカメラを使うだけで、極めて精密なリアル3Dアバターを作成することができる。
ビフォーアフターのリアル3Dアバターを比較することで、ダイエットの効果を「見える化」することができるだけではなく、「各部位の周囲」「ボディライン」「姿勢」「体組成」の変化を定量的にモニターすることができる。体脂肪率は、スキャンした3Dモデルとターンテーブルに内蔵された体重計から取得されるデータから算出される。
今回、「スマートミラー2045」と「BODYGEE」が連携し、パーソナルトレーニング・ジムや大型フィットネスクラブ等を対象に、新たな顧客体験の創造をサポートする。等身大サイズのタッチパネルデバイスで簡単・スマートに、極めて精密な身体3Dモデルの作成を実現することで、体重だけでは測れない、ボディトランスフォーメーションをより分かりやすく「見える化」することができる。
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