機械学習・エッジコンピューティング最前線、メディアでは語られないCES2020  ー1月度 IoTNEWS事業支援サービス勉強会レポート

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IoTNEWS事業支援サービス1月度勉強会は、故障予兆の検知や要因分析など業務特化型の機械学習ソリューションと2020年1月7日~1月10日に開催されたCES2020の2つのテーマについて取り上げた。

この勉強会は、IoT/AI関連のピックアップしたテーマにおける当社の知見、海外イベントレポート、専門領域に詳しい講師による応用事例など、実践に役立つコンテンツを幅広いテーマで実施するIoTNEWS事業支援サービス会員向けの講座だ。

自社と関係ないところで起きている変化やトレンドを理解して、要素技術やビジネスモデルの構造まで自分事に置き換えることで、自社の事業の企画のヒントにすることができる。

テーマ①:リアル世界での機械学習・エッジコンピューティング活用最前線

講師:ブレインズテクノロジー株式会社 取締役兼技術責任者 中澤 宣貴氏

テーマ②:みもふたもない、CES2020レポート

講師:IoTNEWS代表 小泉 耕二

リアル世界での機械学習・エッジコンピューティング活用最前線

セミナーの様子①
ブレインズテクノロジー株式会社 中澤 宣貴氏

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機械学習は今、様々な展示会やイベントで注目を集めているという。

製造業に関して言うと、可視化や予知保全という活用方法から生産性改善を考える活用方法が出始めているそうだ。

ブレインズテクノロジーは、実績と自社で出来ることにスコープを絞り、製造現場の課題を解決している。

AIと聞くと、過度な期待を持ってしまうケースが多く存在するそうだが、実際にうまくいっている案件はリアルな課題を現場が持っている場合だそうだ。

これからデータを取り始めるというお客様に対しては、シミュレーション空間で予め学習させて、精度を出していくということを考えているという。

事例を紹介しながら、機械学習プロジェクトの進め方やエッジでの運用に関して説明いただいた。

みもふたもない、CES2020レポート

セミナーの様子②
IoTNEWS代表 小泉 耕二

IoTNEWS代表の小泉は、毎年CESに自ら足を運び、記事を執筆してきていることを踏まえて、CES2020がそれ以前とどう変わってきているのかについて解説した。

※今年もIoTNEWSはCES2020の記事を掲載しているので、以下を参照いただきたい。

[関連記事]CES2020レポート

まず、基調講演に登壇したサムスンが掲げた「Age of Experience」について触れ、CES2020では、プロダクトアウトで開発されている製品群のショーではなく、一人一人のユーザーの体験価値を向上させるために多くの企業が様々な提案をしているショーだったことを解説。

そのうえで、体験価値を追求している例として、P&Gのパンパース、サムスンのパーソナルアシスタント、デルタ航空のFLY DELTAやパラレル・リアリティなどを取り上げた。

続けて、スマートホーム、スマートシティ、クルマというカテゴリ別で、小泉独自の視点でそれぞれどのような展示があったのか解説された。

特に様々なメディアが取り上げていたソニーの「VISION-S」は、「走れる車を作ったことは素晴らしいが、ソニーの狙いはセンサーを販売するところにある」と述べ、スマートフォンにおけるソニーの戦略と中国の自動車メーカーの勃興と関連づけた。

最後にハプティクスデバイス、ヘルステック、VR(6DoF)、スマートグラス、ドローンなど個別の展示にも触れた。

記事にはない情報や、他のメディアで語られていることの誤解なども解説した。

この講座を受けられる事業支援サービスの詳細については、本ページ下部「トレンドを知り、事業に役立てる」を参照いただきたい。

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